【第39回】2021年12月31日時点の運用実績(2021年、最高の締めくくり)

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運用実績

Mr.老眼です。

この運用実績の公開は、退職金を資産運用しようと考えている方々に、運用の実例として私のポートフォリオをそのまま公開し、その運用実績の経過を共有することで、何らかの参考にしていただけることを目的としております。

あくまでも実験台という気持ちですので、良いときも悪いときも、一週間ごとの推移をありのまま公開します。

長期投資を推奨するMr.老眼が、日々の値動きに狼狽しながらも辛抱強く長期保有を実践していく様をご覧いただければと考えています。

では第39回の運用実績です。

2021年12月31日時点の運用実績となります。

主な指数の状況

まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。

  • 日経平均:28791.71 (前週比+0.0%)
  • S&P500:4766.18 (前週比+0.9%)
  • ドル円レート*:1ドル=115.03円(前週比+0.63円)
  • 東証REIT指数:2066.33 (前週比+0.9%)

*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。

運用総額の推移

運用総額は95,913千円となりました。前週から+1.6%と大幅に増加しました。

今週は米国株が続伸しました。
特にS&P500は前週から続伸し、週の中盤では4800ポイントに迫る水準まで上昇しました。

ドル円レートも、11月後半以来となる115円台まで円安が進み、資産運用的には有利な方向に動きました。

また、日経平均株価は3週続伸の後でしたが、今週は反落することなく耐えています。

さらに、東証REIT指数は前週の反落から多少戻してくれました。

運用全体としては、主力の米国株の続伸と為替の好影響により、好調な一週間となりました。
運用総額は最高額で2021年を締めくくることができました。

資産クラス別状況

まず、ポートフォリオの状況です。

前週からの入れ替えや追加に伴う大きな変動はありませんでした。

次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)

日本株は日経平均インデックス、TOPIXインデックスともに微増となりました。

この数週間、日本株は下げ止まったように見えます。
といっても、上がる様子もサッパリありません。

今週は主力銘柄の米国株のインデックスETFが大幅に続伸しました。

さらに、前週に続き全ての個別株が上昇するという、理想的な値動きとなりました。
もちろん、これには円安要因も大きく影響しています。
(アマゾンはドルベースでは反落しています)

欧州株も新興国株も、揃って続伸しました。

円安の貢献も大きいので大喜びという話ではありませんが、まずまず順調です。

東証REIT指数インデックスETFは、しっかり反発しました。
国内REIT相場は相変わらず上げ下げが大きく、不安定な相場が続きますが、そもそも分配金利回りが目当ての資産ですので、多少の値動きがあっても気にしないことにしています。

新興国債券の運用はあくまでも実験的な意味しかありませんが、今週も小幅上昇となりました。

今後の運用について

2021年最終週となりましたが、今週はドル円レートの影響も大きく、順調に推移しました。

日本株は、この数週間は大きな下げもないまま、特に上昇することもなく、横ばいが続いています。
オミクロンショック前の水準(日経平均株価で29,500円前後)には、なかなか戻ってくれません。
年初に向けて、当面大きな下げはないかな、と楽観的ですが、中期目線ではインフレによる景気減速への不安はあります。

それでも、最悪「1割程度の下げは覚悟」しつつも、2022年には再び日経平均株価3万円を目指すだろうと判断し、ポートフォリオにおいても日本株の比率は現状維持とします。

次に米国株ですが。、S&P500は年末にかけて非常に好調です。
上に動いてくれる分には、どんどんお願いします!という感じです。

今後の米国株動向ですが、FRBによる利上げのスケジュールが市場の想定とどのように乖離してくるかによって、大きく左右されるように思います。
S&P500はある程度振れ幅の大きい相場は覚悟しながらも、中期的にはまだまだ上昇基調と信じています。
これ以上増やせないくらいポートフォリオの大部分を米国株に配分していますが、引き続き有望な運用先と考えていることと、まだここから相当下がっても耐えられるという判断で、米国株配分は維持していきます。

国内REITは、この数週間は日本株以上に値動きの大きい展開が続いています。
以前から考えている通り、 国内REIT は株式の分散投資先として魅力的ですし、円で保有できるという安心感もあります
値動きよりも分配金の安定感が投資の狙いですので、価格が上げても下げても分配金が減らなければ問題ありません。長期保有を継続していきます。

という訳で、2021年最後の資産運用実績となりましたが、2021年は年間の運用成績としては、これ以上好調な年は二度と来ないのではないか、というくらい好調でした。
2022年がどのような運用環境になるのかは分かりませんが、方針としては引き続き米国株インデックスを主力に運用していくつもりです。

日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。
情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。
忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。

以上、第39回の運用実績でした。

(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)