【第25回】2021年9月24日時点の運用実績

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運用実績

Mr.老眼です。

この運用実績の公開は、退職金を資産運用しようと考えている方々に、運用の実例として私のポートフォリオをそのまま公開し、その運用実績の経過を共有することで、何らかの参考にしていただけることを目的としております。
あくまでも実験台という気持ちですので、良いときも悪いときも、一週間ごとの推移をありのまま公開します。
長期投資を推奨するMr.老眼が、日々の値動きに狼狽しながらも辛抱強く長期保有を実践していく様をご覧いただければと考えています。

では第25回の運用実績です。

2021年9月24日時点の運用実績となります。

主な指数の状況

まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。

  • 日経平均:30248.81 (前週比▲0.8%)
  • S&P500:4455.48 (前週比+0.5%)
  • ドル円レート*:1ドル=110.40円(前週比+0.49円)
  • 東証REIT指数:2084.64 (前週比▲1.7%)

*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。

運用総額の推移

運用総額は86,566千円となりました。前週から+0.2%の微増となりました。

今週は日経平均株価が5週ぶりに反落しました。

一方、S&P500は反発しました。
また、ドル円レートが前週から有利な方向に動きました。
この結果、海外株は前週から増加しました。

東証REIT指数はまたもや下落し、4週連続の続落となりました。

運用全体としては、主力の海外株が好調だったおかげで、日本株と国内REITの下落分をカバーし、何とか資産を減らさずに乗り切ることができました。

資産クラス別状況

まず、ポートフォリオの状況です。

前週からの入れ替えや追加に伴う大きな変動はありませんでした。

次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)

日本株は日経平均インデックス、TOPIXインデックスともに反落しました。
「菅首相の退陣表明」相場は一旦打ち止めということだと思います。
ここからは自民党総裁選の結果を受けての衆議院選挙、各企業の中間決算の業績上方修正、といった好材料に素直に反応し、もう一段の上昇相場に繋がってほしいと期待しています。

海外株は、S&P500がようやく小反発し、ドル円レートも有利な方向に動いてくれたおかげで、ポートフォリオの主力VOOは伸長しました。
9月は冴えない展開が続いていましたので、ホッとしました。

個別株は、エヌビディア以外は全滅でしたが、そのエヌビディアはそこそこ上昇してくれたことで、何とか耐えてくれました。

欧州株インデックス(VGK)は前週から変わらずでしたが、新興国インデックス(VWO) は大幅減となってしまいました。
中国の恒大集団の破綻危機問題が大きく取り沙汰されてから、中国株がどうしても冴えない展開となってしまっています。

東証REIT指数インデックスETFは結構な下落となりました。
更に、野村マスターファンドは大幅な下落となってしまいました。
国内REIT相場は下落が続いてしまっていますが、そもそも分配金利回りが目当ての資産ですので、多少の値動きがあっても気にしないことにしています。

新興国債券の運用はあくまでも実験的な意味しかありませんが、今週はそこそこ大き目の下落となりました。

今後の運用について

まず日本株ですが、5週ぶりの反落となり、前週までの絶好調ぶりは一段落となりました。
自民党総裁選は次週(記事アップ時点で今週)には結果が明らかとなり、ここから衆議院選挙へと続いていきます。
おそらく自民党有利な展開になるのだと思いますし、そうなると当面の株価にはプラス材料だと思います。
更に、各企業の中間決算の業績が10月後半から発表されますが、好業績が期待されますので、これを好感した一段高もありうると期待しています。
ただ、当面は日本株の相場の先行きには期待しつつ、ポートフォリオを日本株に寄せるところまでは考えず、日本株は現状維持とします。

次に米国株ですが、S&P500は一旦持ち直してくれたものの、不安定な局面が続いています。
何とかこの水準で9月を乗り切り、10月以降の年末相場に期待したいところです。
多少の下落相場を経験しながらも、まだしばらくはS&P500は強い値動きが続くと見込んでいますし、大きな下落局面が来ても数カ月我慢すれば戻ると信じています。
これ以上増やせないくらいポートフォリオの大部分を米国株に配分していますが、まだまだ有望な運用先と考えていることと、ここから相当下がっても耐えられるという判断で、米国株配分は維持していきます。
ただし、個別株は値動きがかなり不安定な状況が続いており、どうしたものかずっと悩んでいますが、相変わらず手放せずにいます。

国内REITは前週までの下げ基調から更に大きく深堀りしてしまい、想定していた以上に弱い相場となってしまっています。
以前から考えている通り、この資産クラスは株式の分散投資先として魅力的ですし、円で保有できるという安心感もあります。
値動きよりも分配金の安定感が投資の狙いですので、価格が上げても下げても分配金が減らなければ問題ありません。長期保有を継続していきます。

日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。

以上、第25回の運用実績でした。

(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)