Mr.老眼です。
この運用実績の公開は、退職金を資産運用しようと考えている方々に、運用の実例として私のポートフォリオをそのまま公開し、その運用実績の経過を共有することで、何らかの参考にしていただけることを目的としております。
あくまでも実験台という気持ちですので、良いときも悪いときも、一週間ごとの推移をありのまま公開します。
長期投資を推奨するMr.老眼が、日々の値動きに狼狽しながらも辛抱強く長期保有を実践していく様をご覧いただければと考えています。
(なお、長期保有のメリットについては、こちらの記事にまとめています)
(長期保有のメリットを統計的に検証した記事は、こちら)
では第195回の運用実績です。
2024年12月27日時点の運用実績となります。
主な指数の状況
まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。
- 日経平均:40281.16(前週比+4.1%)
- S&P500:5970.84(前週比+0.7%)
- ドル円レート*:1ドル=157.82円(前週比+0.67円)
- 東証REIT指数:1662.65(前週比+2.4%)
*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。
運用総額の推移
運用総額は150,754千円となりました。前週からマイナス0.1%と微減となりました。
なお、今週は旧NISAの非課税期間が終了する銘柄を全額売却したことによる運用資産減がありました。
今週は日経平均が前週から急反発し、40,000円を超える水準まで一気に上昇しました。
米国株はS&P500が反発し、5,970ポイントまで上昇しました。
今週の為替レートは、ドルが小幅続伸し、157円台後半まで上昇しました。
東証REIT指数は、前週から反発しました。
運用全体としては、今週は日本株、米国株、REIT揃って上昇し、為替レートもドル高となったことで円換算でプラスに影響したものの、旧NISAの非課税期間が終了する銘柄を全額売却したことから、資産合計では運用額がわずかに減少しました。
資産クラス別状況
まず、ポートフォリオの状況です。
今週は旧NISAの非課税期間が終了する銘柄を全額売却したことから、海外株の割合が相対的に減少しました。
次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)
日本株は日経平均インデックス、TOPIXインデックスともに大幅反発となりました。
海外株は、主力のS&P500インデックスETFが続伸となりました。
なお、MAXIS米国株式(S&P500)上場投信は、旧NISAの非課税期間が終了する121口を全て売却したため、残高が大きく減少しております。
ハイテク株中心の個別株は、全ての銘柄が上昇しました。
米国以外では、今週は欧州株、新興国株ともに反発しました。
東証REIT指数インデックスETFは、前週から反発しました。
国内REITはそもそも分配金利回りが目当ての資産ですので、多少の値動きがあっても気にしないことにしています。
今後の運用について
日本株は、今週は日経平均株価が急反発となり、7月以来の4万円台回復となりました。
前週とは違い、今週は円安ドル高の進行が株価を押し上げた模様です。
とは言え、だったら何故前週はドル高がまるで材料視されなかったのか、何故今週はこれほど日本株が跳ねるのか、結局良く分からない値動きです。
やはりただ信じて保有し続けるのが正解なのでしょう。
ここから相場の低迷も覚悟しつつ、それでも長期保有の有効性を信じ、日経平均株価40,000円あたりで定着していくのではないかと判断し、ポートフォリオにおいても日本株の比率は現状維持とします。
次に米国株ですが、S&P500は小幅反発となりました。
こちらは12月のFOMCも乗り越え、値動きも小康状態でしょうか。
ただ当面はトランプ次期大統領の動向を中心に、引き続き値動きの大きい相場が続くと考えています。
「インフレ鎮静化→FRB金融政策変更(利上げ打ち止め)→景気悪化→FRB金融政策変更(利下げへ転換)→景気回復」という今後の大雑把な米国経済の予想の中で、景気悪化を事前に予防する意味でも、9月に0.5ポイント利下げが実施されました。
更に11月に0.25ポイント、今回の12月FOMCで更に0.25ポイントの利下げが実施されました。
ここからは、景気悪化を無事防ぐことができるかどうかが焦点となりそうです。
既に株価は完全に反転上昇しており、中期目線でも当面は好調に推移していくものと信じています。
これ以上増やせないくらいポートフォリオの大部分を米国株に配分していますが、それでも現時点で最も最適な運用先と考えていることと、まだまだ上昇の機会を逃すわけにはいかない、という判断で、米国株配分は維持していきます。
国内REITは、今週は大きめの反発となりました。
ただ先行きとしては、日本の長期金利は上昇トレンドが見込まれ、これによりREITの相場は悪化しても全く不思議ではありません。
以前から考えている通り、 国内REIT は株式の分散投資先として魅力的ですし、円で保有できるという安心感もあります。
値動きよりも分配金の安定感が投資の狙いですので、価格が上げても下げても分配金が減らなければ問題ありません。長期保有を継続していきます。
日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。
情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。
忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。
以上、第195回の運用実績でした。
(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)