【第188回】2024年11月8日時点の運用実績(米国大統領選挙はトランプ勝利で、株価は大幅上昇。織り込み済みではなかったのかな?)

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運用実績

Mr.老眼です。

この運用実績の公開は、退職金を資産運用しようと考えている方々に、運用の実例として私のポートフォリオをそのまま公開し、その運用実績の経過を共有することで、何らかの参考にしていただけることを目的としております。

あくまでも実験台という気持ちですので、良いときも悪いときも、一週間ごとの推移をありのまま公開します。

長期投資を推奨するMr.老眼が、日々の値動きに狼狽しながらも辛抱強く長期保有を実践していく様をご覧いただければと考えています。
(なお、長期保有のメリットについては、こちらの記事にまとめています)

(長期保有のメリットを統計的に検証した記事は、こちら)

では第188回の運用実績です。

2024年11月8日時点の運用実績となります。

主な指数の状況

まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。

  • 日経平均:39500.37(前週比+3.8%)
  • S&P500:5995.54(前週比+4.7%)
  • ドル円レート*:1ドル=152.87円(前週比+0.28円)
  • 東証REIT指数:1674.30 (前週比マイナス0.5%)

*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。

運用総額の推移

運用総額は149,899千円となりました。前週からプラス5.0%と大幅に増加しました。

今週は日経平均が前週から大幅に続伸し、39,500円を超える水準まで上昇しました。

米国株はS&P500が大幅反発となり、史上最高値を更新、6,000ポイント直前まで上昇しました。

今週の為替レートは、ドルが続伸し、152円台後半まで上昇しました。

東証REIT指数は、前週から続落となりました。

運用全体としては、今週はREITは低調に推移したものの、日本株と米国株が好調だったことと、ドル高による為替のプラス影響もあったことから、資産合計では運用額が大幅に増加しました。

資産クラス別状況

まず、ポートフォリオの状況です。

今週は入れ替えや生活費の取り崩しに伴う大きな変動はありませんでした。

次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)

日本株は日経平均インデックス、TOPIXインデックスともに大幅続伸となりました。

海外株は、主力のS&P500インデックスETFが急反発となりました。

またハイテク株中心の個別株も揃って上昇、特にアマゾンとエヌビディアは二桁の前週比伸び率となり、好調な値動きとなりました。

米国以外では、今週は欧州株のみ続落、新興国株はわずかに反発しました。

東証REIT指数インデックスETFは、今週は反落となりました。
国内REITはそもそも分配金利回りが目当ての資産ですので、多少の値動きがあっても気にしないことにしています。

今後の運用について

日本株は、今週は日経平均株価が大幅続伸となりました。
27日の衆議院総選挙の結果は自公過半数割れとなり、今後の政局が極めて不透明な状況が続いていますが、株価は絶好調です。
もちろん、アメリカ大統領選挙の結果を受けた、米国株の急騰につれ高していると思われます。
国内の政局があまり株価に影響を与えていないようですので、当面は米国株の値動きと、ドル円為替相場に大きく影響される感じになるのでしょうか。

ここから相場の低迷も覚悟しつつ、それでも長期保有の有効性を信じ、日経平均株価40,000円あたりで定着していくのではないかと判断し、ポートフォリオにおいても日本株の比率は現状維持とします。

次に米国株ですが、S&P500は急反発となり、一気に史上最高値を更新、一時は取引時間中に6000ポイントを超えるところまで上昇しました。
不思議なのは、ここまで「トランプ大統領」を織り込んだ値動きだったと指摘されていたにも関わらず、選挙結果を受けて株価に一段のブーストがかかった、ということです。
前週に、「市場は「トランプ大統領」優位を織り込み過ぎていた」と書きましたが、全然織り込んでいなかったような急騰です。
個人的な感触としては、もはやトランプラリーに期待し過ぎて、いつその反動で急落してもおかしくないような相場のように思います。

「インフレ鎮静化→FRB金融政策変更(利上げ打ち止め)→景気悪化→FRB金融政策変更(利下げへ転換)→景気回復」という今後の大雑把な米国経済の予想の中で、景気悪化を事前に予防する意味でも、9月に大幅利下げが実施されました。
ここからは、景気悪化を無事防ぐことができるかどうかが焦点となりそうです。
既に株価は完全に反転上昇しており、中期目線でも当面は好調に推移していくものと信じています。

これ以上増やせないくらいポートフォリオの大部分を米国株に配分していますが、それでも現時点で最も最適な運用先と考えていることと、まだまだ上昇の機会を逃すわけにはいかない、という判断で、米国株配分は維持していきます。

国内REITは、今週も続落し、これで6週連続の下落と、極めて低調な値動きが続いています。
先行きとしては、日本の長期金利は上昇トレンドが見込まれ、これによりREITの相場は悪化しても全く不思議ではありません。
以前から考えている通り、 国内REIT は株式の分散投資先として魅力的ですし、円で保有できるという安心感もあります
値動きよりも分配金の安定感が投資の狙いですので、価格が上げても下げても分配金が減らなければ問題ありません。長期保有を継続していきます。

日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。
情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。
忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。

以上、第188回の運用実績でした。

(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)