【第111回】2023年5月19日時点の運用実績(日本株の上昇が加速、日経平均株価は一気に30,800超え。全く予想してませんでしたが、やはり相場から降りないことが大事。)

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運用実績

Mr.老眼です。

この運用実績の公開は、退職金を資産運用しようと考えている方々に、運用の実例として私のポートフォリオをそのまま公開し、その運用実績の経過を共有することで、何らかの参考にしていただけることを目的としております。

あくまでも実験台という気持ちですので、良いときも悪いときも、一週間ごとの推移をありのまま公開します。

長期投資を推奨するMr.老眼が、日々の値動きに狼狽しながらも辛抱強く長期保有を実践していく様をご覧いただければと考えています。
(なお、長期保有のメリットについては、こちらの記事にまとめています)

(長期保有のメリットを統計的に検証した記事は、こちら)

では第111回の運用実績です。

2023年5月19日時点の運用実績となります。

主な指数の状況

まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。

  • 日経平均:30808.35(前週比+4.8%)
  • S&P500:4191.98(前週比+1.6%)
  • ドル円レート*:1ドル=138.45円(前週比+3.81円)
  • 東証REIT指数:1870.90 (前週比+0.8%)

*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。

運用総額の推移

運用総額は103,356千円となりました。前週からプラス5.2%と、大幅に増加しました。

今週は日経平均は大幅続伸となりました。
週足では6週連続の上昇で、とうとう3万円を大幅に超える30,800円水準まで上昇しました。

米国株は、S&P500が反発しました。
5月に入り低迷していますが、今週はその反動といった雰囲気でしょうか。

今週の為替レートは、前週の大幅ドル安から一転し、ドル高に戻りました。

東証REIT指数は、前週まで2週続けての下落でしたが、小幅反発となりました。

運用全体としては、今週は日本株、米国株ともに好調な相場だったことに加え、為替のドル高により外貨資産の円換算額が大きくかさ上げとなったことから、好調な運用状況となりました。

資産クラス別状況

まず、ポートフォリオの状況です。

入れ替えや追加に伴う大きな変動はありませんでした。

次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)

日本株は日経平均インデックス、TOPIXインデックスともに大幅に続伸しました。

海外株は、主力のS&P500インデックスETFが大きく反発しました。
今週はドル高による上昇影響も大きくなっています。

また、ハイテク株も全て好調で、特にエヌビディアは大幅上昇となりました。

米国以外では、今週は欧州株、新興国株ともに大幅に反発しました。

東証REIT指数インデックスETFは、わずかですが反発しました。
国内REITはそもそも分配金利回りが目当ての資産ですので、多少の値動きがあっても気にしないことにしています。

今後の運用について

日本株は、引き続き強い相場で続伸し、日経平均株価が30,800円を超える水準となりました。
ここまで上がるとは、正直全くもって予想していませんでした。
というか、過去予想なんて当たった試しがありません。
そして、これだけ上がっても、結局この強い値動きの材料は一体何なのか、よく分からないままです。

いずれにしても、予想なんて当たらないのだから、長期的な上昇を信じて、決して相場から降りない、というのが結局は正解なのだということでしょうか。
ただ、これらは市場の「良いとこ取り」じゃないのかな、という疑問は引き続きあります。

ここから反落の覚悟もしつつ、それでも長期保有の有効性を信じ、日経平均株価3万円を継続的に超えた水準に落ち着く可能性もあると判断し、ポートフォリオにおいても日本株の比率は現状維持とします。

次に米国株ですが、今週は一旦反発しました。
金融株に対する不安再燃は少し後退したでしょうか。
また、金利についてはFRBもまだまだ上げる気満々といったコメントも出しており、予断を許さない状況です。
市場は「これ以上の金利上昇は無い」と楽観的ですが、まだ当面はインフレ懸念や金利動向からは解放されないようです。
あとは米国政府の債務上限問題もありますが、これはいつも通り直前回避じゃないかな、と個人的には楽観視しています。

「インフレ鎮静化→FRB金融政策変更(利上げ打ち止め)→景気悪化→FRB金融政策変更(利下げへ転換)→景気回復」という今後の大雑把な米国経済の予想の中で、どのタイミングで株価の反転上昇が来るのか、それだけを楽しみに待ち続けます。
最悪は、本格的な反転上昇は2024年までやってこない、と覚悟しておく必要もありそうです。
反転上昇のタイミングがいつ頃かはサッパリ分かりませんが、中期目線では(あるいは長期目線でも)本格的に復調していくものと信じています。

これ以上増やせないくらいポートフォリオの大部分を米国株に配分していますが、それでも現時点で最もマシな運用先と考えていることと、まだまだ反転の機会を逃すわけにはいかない、という判断で、米国株配分は維持していきます。

国内REITは、今週は反発となりました。
やはり、昨年末からの下落相場を取り返し、落ち着いてきたのではないでしょうか。
以前から考えている通り、 国内REIT は株式の分散投資先として魅力的ですし、円で保有できるという安心感もあります
値動きよりも分配金の安定感が投資の狙いですので、価格が上げても下げても分配金が減らなければ問題ありません。長期保有を継続していきます。

日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。
情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。
忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。

以上、第111回の運用実績でした。

(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)