【第59回】2022年5月20日時点の運用実績(これ以上追い込むのは、やめていただけませんか。。)

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運用実績

Mr.老眼です。

この運用実績の公開は、退職金を資産運用しようと考えている方々に、運用の実例として私のポートフォリオをそのまま公開し、その運用実績の経過を共有することで、何らかの参考にしていただけることを目的としております。

あくまでも実験台という気持ちですので、良いときも悪いときも、一週間ごとの推移をありのまま公開します。

長期投資を推奨するMr.老眼が、日々の値動きに狼狽しながらも辛抱強く長期保有を実践していく様をご覧いただければと考えています。

では第59回の運用実績です。

2022年5月20日時点の運用実績となります。

主な指数の状況

まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。

  • 日経平均:26739.03 (前週比+1.2%)
  • S&P500:3901.36 (前週比▲3.0%)
  • ドル円レート*:1ドル=127.81円(前週比▲1.06円)
  • 東証REIT指数:1983.13 (前週比+0.6%)

*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。

運用総額の推移

運用総額は86,199千円となりました。前週からマイナス1.9%と、今週も大きく下げてしまいました。

今週は日経平均は反発しましたが、27000円には届かず、戻りは低調です。
本格的に反発しそうな勢いは、まるで感じられません。

そして、S&P500は何とさらにマイナス3%の暴落となりました。
いよいよ3900ポイント近辺まで下げてしまいました。
これで7週続落となり、とどまるところを知りません。
米国市場がこんなに弱くなるとは、予想もしていませんでした。
去年(2021年)の3月の水準まで逆戻りしています。

また、ドル円レートは円安が一服し、127円台後半まで円が戻してきました。
ドル建て資産を保有する身としては、この辺りで値動きが止まってほしいところです。

東証REIT指数は反発と反落を繰り返していますが、今週は小幅の反発にとどまりました。
不動産市場はまだまだ不安定な状況が続きそうです。

運用全体としては、米国の株安の影響が大きく、またドルの戻り安によるドル資産の目減り効果もあり、今週も酷いダメージを受けてしまいました。

資産クラス別状況

まず、ポートフォリオの状況です。

前週からの入れ替えや追加に伴う大きな変動はありませんでした。

次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)

日本株は日経平均インデックス、TOPIXインデックスともに少し反発しました。
KDDIの上げは何でしょうか。
もしかすると楽天モバイルの0円プラン廃止によるpovoへの流入を見込んでいるのかもしれません。

海外株は、主力のS&P500インデックスETFが大幅続落となりました。
今週も株安とドル安のダブルパンチです。

個別株はエヌビディアが何とか戻してくれましたが、前週のマイナス15%から考えると焼け石に水です。
エヌビディア以外の個別株は続落となり、前週に続き全然楽しくありません。

また、今週は欧州株、新興国株ともに微かに反発しました。

東証REIT指数インデックスETFは、小幅反発となりました。
国内REITは上げ下げの大きい相場が続きますが、そもそも分配金利回りが目当ての資産ですので、多少の値動きがあっても気にしないことにしています。

新興国債券の運用はあくまでも実験的な意味しかありませんが、今週は為替のマイナス効果もあり、続落しています。

今後の運用について

2022年に入ってからの「忍耐力が問われる相場」は、半年を過ぎようというのに、ますます厳しくなっています。
米国株は転げ落ちるように下がり続け、絶不調です。
再び株価下落中の何とも憂鬱な気分を味わっています。

さて、日本株は、5月の決算発表を受けて大幅に下げた後、反発の兆しは全くありません。
株価にプラス材料となりそうなニュースも一向に出てきません。
どの水準が落ち着きどころなのかサッパリ分かりませんが、まだまだ株価続落の可能性は覚悟しておくのが良さそうです。

本格的な回復相場にはまだまだ遠いとは思いますが、長期保有の有効性を信じ、数年先には再び日経平均株価3万円に近付く可能性もあると判断し、ポートフォリオにおいても日本株の比率は現状維持とします。

次に米国株ですが、こんなにも毎週毎週下がるものなのでしょうか?
米国の投資家には、是非マネックス証券のチーフ・ストラテジストの広木隆さんの「米国株の調整は終了」という力強いレポートを読んでいただきたい。
そろそろ反転を期待しています。

これ以上増やせないくらいポートフォリオの大部分を米国株に配分していますが、現時点で最良の運用先と考えていることと、もうこの辺りの水準が底値だろうという判断で、米国株配分は維持していきます。

国内REITは、一旦値動きが落ち着いてくれたでしょうか。
以前から考えている通り、 国内REIT は株式の分散投資先として魅力的ですし、円で保有できるという安心感もあります
値動きよりも分配金の安定感が投資の狙いですので、価格が上げても下げても分配金が減らなければ問題ありません。長期保有を継続していきます。

日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。
情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。
忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。

以上、第59回の運用実績でした。

(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)