【第44回】2022年2月4日時点の運用実績(ようやくの反転上昇で一息)

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運用実績

Mr.老眼です。

この運用実績の公開は、退職金を資産運用しようと考えている方々に、運用の実例として私のポートフォリオをそのまま公開し、その運用実績の経過を共有することで、何らかの参考にしていただけることを目的としております。

あくまでも実験台という気持ちですので、良いときも悪いときも、一週間ごとの推移をありのまま公開します。

長期投資を推奨するMr.老眼が、日々の値動きに狼狽しながらも辛抱強く長期保有を実践していく様をご覧いただければと考えています。

では第44回の運用実績です。

2022年2月4日時点の運用実績となります。

主な指数の状況

まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。

  • 日経平均:27439.99 (前週比+2.7%)
  • S&P500:4500.54 (前週比+1.5%)
  • ドル円レート*:1ドル=114.96円(前週比▲0.43円)
  • 東証REIT指数:1929.93 (前週比▲0.6%)

*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。

運用総額の推移

運用総額は90,008千円となりました。前週からプラス2.1%と増加しました。

2022年に入ってから、やっと本格的に上がってくれました。

今週はS&P500が続伸しました。
年初から比較するとまだまだですが、一方的な下げからはひとまず解放されました。

ただ、ドル円レートは円高ドル安方向となり、ドル資産の円換算額にマイナス影響となりました。

日経平均株価は2022年に入って週足でずっと下げ続けていましたが、5週ぶりに上昇してくれました。
昨年末の水準にはまだまだ戻りませんが、「地獄の無限ループ下げ」から解放されましたので、精神的に落ち着きを取り戻すことができました。

東証REIT指数は小幅ですが、再び反落してしまいました。

運用全体としては、米国株の上昇によって少し持ち直してくれたので、一安心の一週間となりました。

資産クラス別状況

まず、ポートフォリオの状況です。

前週からの入れ替えや追加に伴う大きな変動はありませんでした。

次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)

日本株は日経平均インデックス、TOPIXインデックスともにようやく反転上昇しました。

海外株は、アマゾンとマイクロソフトを除き、インデックスETFも個別株もまずまず順調な値動きとなりました。
金額規模が最も大きいS&P500インデックスETFが続伸したことで、運用全体に好影響となりました。

今週は欧州株、新興国株ともに反発し、日本株、米国株と並んで世界的に株式相場が順調に推移しました。

東証REIT指数インデックスETFは、小幅反落となりました。
国内REITは厳しい相場が続きますが、そもそも分配金利回りが目当ての資産ですので、多少の値動きがあっても気にしないことにしています。

新興国債券の運用はあくまでも実験的な意味しかありませんが、今週はわずかに反落しました。

今後の運用について

2022年に入ってから、忍耐力が試される相場が続いてきました。
ようやく多少は戻ってきましたが、前週も書いた通り、大きな下落の後は、多少の戻りで弱気の芽が出てしまい、一旦手仕舞い売りに走ってしまいがちです。
ここは回復相場に乗り遅れないためにも、じっと我慢で保有を続けるのが得策だと考えています。

それにしても、株価下落中の何とも嫌な気分は、表現しようもない不愉快なものです。
これに耐えないと、資産運用は上手くいかないものだと言い聞かせるしかありません。

さて、日本株は、米国株の回復に遅れつつ、ようやく反転してくれました。
海外投資家から見て、日本株は「上がり目のない割安株」と認識されているのではないか、という心配はずっと続いています。
それでも、世界中の株式相場の中で、多少の循環物色の出番は回ってくるだろうと信じています。

長い目で見れば、年内のどこかのタイミングで、再び日経平均株価3万円を目指すだろうと判断し、ポートフォリオにおいても日本株の比率は現状維持とします。

次に米国株ですが、S&P500は一方的な下げ相場からは脱却し、上げ下げのボックス相場がしばらく続くと予想しています。
ボックス相場なら精神的に耐えることができそうですし、米国株以外の有望な運用先は今のところ見当たりません。
これ以上増やせないくらいポートフォリオの大部分を米国株に配分していますが、消去法的に現時点で最もマシな運用先と考えていることと、まだもう少し下がっても耐えられるという判断で、米国株配分は維持していきます。

国内REITは、今のところこれ以上の大崩れはせずに耐えています。
以前から考えている通り、 国内REIT は株式の分散投資先として魅力的ですし、円で保有できるという安心感もあります
値動きよりも分配金の安定感が投資の狙いですので、価格が上げても下げても分配金が減らなければ問題ありません。長期保有を継続していきます。

日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。
情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。
忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。

以上、第44回の運用実績でした。

(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)