【第41回】2022年1月14日時点の運用実績(年初から冴えない展開続く)

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運用実績

Mr.老眼です。

この運用実績の公開は、退職金を資産運用しようと考えている方々に、運用の実例として私のポートフォリオをそのまま公開し、その運用実績の経過を共有することで、何らかの参考にしていただけることを目的としております。

あくまでも実験台という気持ちですので、良いときも悪いときも、一週間ごとの推移をありのまま公開します。

長期投資を推奨するMr.老眼が、日々の値動きに狼狽しながらも辛抱強く長期保有を実践していく様をご覧いただければと考えています。

では第41回の運用実績です。

2022年1月14日時点の運用実績となります。

主な指数の状況

まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。

  • 日経平均:28124.28 (前週比▲1.2%)
  • S&P500:4662.85 (前週比▲0.3%)
  • ドル円レート*:1ドル=113.68円(前週比▲2.25円)
  • 東証REIT指数:1994.50 (前週比▲1.4%)

*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。

運用総額の推移

運用総額は93,188千円となりました。前週からマイナス2.4%と大幅に減少しました。

2022年に入ってから、絶不調です。
今週は米国株がS&P500の小幅続落に加え、保有する個別株が前週に続き壊滅してしまいました。

更に、前週まで円安が続いていたドル円レートは、急速な円高進行となり、一カ月前の水準に戻ってしまいました。

また、日経平均株価が続落しました。

東証REIT指数も前週に続き大幅反落となりました。

運用全体としては、主要指数が全て悪い方向に動いたことから、前週に続き絶不調の一週間となりました。

資産クラス別状況

まず、ポートフォリオの状況です。

前週からの入れ替えや追加に伴う大きな変動はありませんでした。

次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)

日本株は日経平均インデックス、TOPIXインデックスともに下落しました。

金額的な影響はほとんどありませんが、日本の個別株として保有しているオリックスが高値圏で推移しています。

海外株は、主力のS&P500インデックスETFが大幅続落となりました。
ドル円レートの影響も大きく受けています。

また、全ての個別株が大幅続落となり、前週に続き大ダメージとなってしまいました。

欧州株も大幅反落となった一方、不思議なことに新興国株は続伸しています。

東証REIT指数インデックスETFは、小幅続落となりました。
金利上昇局面では、REITの運用成績はどうしても冴えない展開になりがちです。
国内REIT相場は相変わらず上げ下げが大きく、不安定な相場が続きますが、そもそも分配金利回りが目当ての資産ですので、多少の値動きがあっても気にしないことにしています。

新興国債券の運用はあくまでも実験的な意味しかありませんが、今週は大幅続落となりました。

今後の運用について

2022年に入ってからは、ただ耐えるのみ、という展開となっています。

日本株は、米国株の下げ相場に引きずられ、なかなか上昇のきっかけをつかめないようです。
「日本株は割安」という見解も多く耳にしますが、その割安水準のまま長く放置されている銘柄が多く、割安だからといって上がる見込みがあるとは言えないな、と悲観的になってきました。

それでも、最悪「1割程度の下げは覚悟」しつつも、数カ月後には再び日経平均株価3万円を目指すだろうと判断し、ポートフォリオにおいても日本株の比率は現状維持とします。

次に米国株ですが、S&P500は続落の冴えない展開となっています。
10年金利に敏感に反応する相場は一体いつまで続くのでしょうか。

当面は、S&P500はある程度振れ幅の大きい相場は覚悟しながらも、中期的には企業業績が好調に推移することで、まだまだ上昇基調と信じています。
これ以上増やせないくらいポートフォリオの大部分を米国株に配分していますが、引き続き有望な運用先と考えていることと、まだここから相当下がっても耐えられるという判断で、米国株配分は維持していきます。

国内REITは、だんだん厳しい値動きになってきました。
以前から考えている通り、 国内REIT は株式の分散投資先として魅力的ですし、円で保有できるという安心感もあります
値動きよりも分配金の安定感が投資の狙いですので、価格が上げても下げても分配金が減らなければ問題ありません。長期保有を継続していきます。

日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。
情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。
忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。

以上、第41回の運用実績でした。

(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)