【第37回】2021年12月17日時点の運用実績(オミクロン株感染拡大で冴えない相場継続)

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運用実績

Mr.老眼です。

この運用実績の公開は、退職金を資産運用しようと考えている方々に、運用の実例として私のポートフォリオをそのまま公開し、その運用実績の経過を共有することで、何らかの参考にしていただけることを目的としております。

あくまでも実験台という気持ちですので、良いときも悪いときも、一週間ごとの推移をありのまま公開します。

長期投資を推奨するMr.老眼が、日々の値動きに狼狽しながらも辛抱強く長期保有を実践していく様をご覧いただければと考えています。

では第37回の運用実績です。

2021年12月17日時点の運用実績となります。

主な指数の状況

まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。

  • 日経平均:28545.68 (前週比+0.4%)
  • S&P500:4620.64 (前週比▲1.9%)
  • ドル円レート*:1ドル=113.60円(前週比+0.09円)
  • 東証REIT指数:2072.31 (前週比+0.1%)

*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。

運用総額の推移

運用総額は92,507千円となりました。前週からマイナス1.6%と大幅に下落しました。

今週は米国株が不調となりました。

中でも、S&P500が前週から2%近い下げとなりました。
ドル円レートはわずかに円安方向で、資産運用的には有利な方向に動きましたが、ドルベースでの下げ幅をカバーできるレベルではありませんでした。

一方、日経平均株価はわずかですが続伸しました。

さらに、東証REIT指数もほんのわずかですが続伸となりました。

運用全体としては、主力の米国株が総崩れしたことで、残念な一週間となりました。

資産クラス別状況

まず、ポートフォリオの状況です。

前週からの入れ替えや追加に伴う大きな変動はありませんでした。

次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)

日本株は日経平均インデックス、TOPIXインデックスともに小幅続伸となりました。

今週は米国株が下げたことを考えると、日本株は不思議と下げ渋ったという印象です。
ようやく日本株の相場が上向いてくる前兆なのか、単に今まで下げ過ぎていた反動というだけなのでしょうか。
とはいえ、米国株相場が下げた中で、日本株が下げなかったことは、運用面では助かりました。

今週は主力銘柄の米国株のインデックスETFが反落しました。

さらに、個別株がインデックス以上に大きく下げてしまい、ダメージを受けてしまいました。

欧州株も新興国株も、再び反落してしまいました。

FOMCを無事に通過した直後の週末に大幅な下げ相場が続き、正直戸惑っています。

東証REIT指数インデックスETFは、小幅続伸となりました。
国内REIT相場は不安定な相場が続きますが、そもそも分配金利回りが目当ての資産ですので、多少の値動きがあっても気にしないことにしています。

新興国債券の運用はあくまでも実験的な意味しかありませんが、今週はほぼ変わらずとなりました。

今後の運用について

今週はよく分からない米国株の下げ相場にやられてしまいました。

日本株は、不思議と下げ渋る展開で、このレベルなら御の字かなという印象です。
とはいえ、オミクロンショック前の水準からは、大きく落ち込んだままです。
日経平均株価で2万7千円を割り込むようなことにはならないでほしい、と祈りつつも、年内は冴えない値動きが続くことを覚悟しておいた方が良さそうです。

それでも、最悪「1割程度の下げは覚悟」しつつも、来年には再び日経平均株価3万円を目指すだろうと判断し、ポートフォリオにおいても日本株の比率は現状維持とします。

次に米国株ですが、前週にS&P500は最高値更新という水準まで復活したところから、今週は大き目の下げに見舞われてしまいました。
FOMCも無難にクリアしたにも関わらず、週末の下げの要因は何なのでしょうか。
やはりオミクロン株の感染拡大を嫌気しているのか、あるいはテーパリング終了後の、利上げのスケジュールが前倒しになる可能性を不安視しているのかもしれません。

今後の米国株動向ですが、年内はFRBのスタンス次第で、S&P500はある程度の下げ相場は覚悟しながらも、数カ月我慢すれば戻ると信じています。
これ以上増やせないくらいポートフォリオの大部分を米国株に配分していますが、引き続き有望な運用先と考えていることと、まだここから相当下がっても耐えられるという判断で、米国株配分は維持していきます。

国内REITは、この数週間は株価の値動きに振り回されることもなく、比較的落ち着いた値動きが続いています。
以前から考えている通り、 国内REIT は株式の分散投資先として魅力的ですし、円で保有できるという安心感もあります
値動きよりも分配金の安定感が投資の狙いですので、価格が上げても下げても分配金が減らなければ問題ありません。長期保有を継続していきます。

日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。
情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。
忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。

以上、第37回の運用実績でした。

(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)