【第36回】2021年12月10日時点の運用実績(オミクロンショックから一旦回復)

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運用実績

Mr.老眼です。

この運用実績の公開は、退職金を資産運用しようと考えている方々に、運用の実例として私のポートフォリオをそのまま公開し、その運用実績の経過を共有することで、何らかの参考にしていただけることを目的としております。

あくまでも実験台という気持ちですので、良いときも悪いときも、一週間ごとの推移をありのまま公開します。

長期投資を推奨するMr.老眼が、日々の値動きに狼狽しながらも辛抱強く長期保有を実践していく様をご覧いただければと考えています。

では第36回の運用実績です。

2021年12月10日時点の運用実績となります。

主な指数の状況

まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。

  • 日経平均:28437.77 (前週比+1.5%)
  • S&P500:4712.02 (前週比+3.8%)
  • ドル円レート*:1ドル=113.51円(前週比+0.25円)
  • 東証REIT指数:2071.16 (前週比+2.3%)

*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。

運用総額の推移

運用総額は94,052千円となりました。前週から+2.4%と大幅に回復しました。

今週は主要指数が反転上昇してくれました。

中でも、S&P500が前週から大幅に持ち直し、終値で過去最高値を更新する急反発となりました。
ドル円レートも円安方向で、資産運用的には有利な方向に動きました。

また、日経平均株価も(物足りない水準ではありますが)前週から反発しました。

さらに東証REIT指数も今週は大き目の反発となりました。

運用全体としては、一部の個別株を除き、ほとんどの保有資産が反発し、一安心の一週間となりました。

資産クラス別状況

まず、ポートフォリオの状況です。

前週からの入れ替えや追加に伴う大きな変動はありませんでした。

次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)

日本株は日経平均インデックス、TOPIXインデックスともに反発となりました。

「オミクロンショック」からの回復とまではいきませんが、まずは下げ基調は一服、というところでしょうか。
とはいえ、米国株相場がオミクロンショックから大幅反発したことを考えると、少し物足りない気がします。

今週は主力銘柄の米国株のインデックスETFが大幅に復活しました。

また個別株も、エヌビディアが大幅続落となった他は、全て反発しました。

更に欧州株も新興国株も、前週から一転して値を戻す展開となりました。

前週の全面下げの状況で、「ただただ上がることを祈りながら静観するのみ」と書きましたが、祈りが通じたようです。

東証REIT指数インデックスETFも、今週は反発となりました。
といっても、前週の下げ幅を戻した程度しか上昇していません。
国内REIT相場は引き続き冴えない相場が続きますが、そもそも分配金利回りが目当ての資産ですので、多少の値動きがあっても気にしないことにしています。

新興国債券の運用はあくまでも実験的な意味しかありませんが、今週もわずかに上昇しました。

今後の運用について


今週はようやくオミクロンショックから持ち直し、一息つくことができました。

日本株は、オミクロンショックからようやく持ち直してきました。
ただ、オミクロンショック前の水準からは、大きく落ち込んだままです。
日経平均株価で年末3万円は遠のいた、というのが市場予想の多数派の意見のようです。
もう年内は冴えない値動きが続くことを覚悟しておいた方が良さそうです。

8月に日経平均株価が27,000円を割り込みましたが、当面の日本株の相場の先行きについては、前週も書いた通り、再びそこまで下げることはないと予想しています。
それでも、最悪「1割程度の下げは覚悟」しつつも、長い目で見れば戻りは期待できると判断し、ポートフォリオにおいても日本株の比率は現状維持とします。

次に米国株ですが、こちらはオミクロンショックをほぼ乗り越えたようで、S&P500は最高値更新という水準まで復活しました。
ここからは、FRBのスタンス、特にインフレ懸念を重視したテーパリングの早期終了のスケジュール感と、その後の利上げに向けた方向性が、株価に大きく影響しそうです。

今後の米国株動向ですが、年内はFRBのスタンス次第で、S&P500はある程度の下げ相場は覚悟しながらも、数カ月我慢すれば戻ると信じています。
これ以上増やせないくらいポートフォリオの大部分を米国株に配分していますが、引き続き有望な運用先と考えていることと、まだここから相当下がっても耐えられるという判断で、米国株配分は維持していきます。

国内REITは、オミクロンショックにはそれほど振り回されなかったという印象です。
むしろここからはアメリカの金利上昇の影響を受けそうで、そちらの心配はあります。
以前から考えている通り、 国内REIT は株式の分散投資先として魅力的ですし、円で保有できるという安心感もあります
値動きよりも分配金の安定感が投資の狙いですので、価格が上げても下げても分配金が減らなければ問題ありません。長期保有を継続していきます。

日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。
情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。
忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。

以上、第36回の運用実績でした。

(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)