【第33回】2021年11月19日時点の運用実績 

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運用実績

Mr.老眼です。

この運用実績の公開は、退職金を資産運用しようと考えている方々に、運用の実例として私のポートフォリオをそのまま公開し、その運用実績の経過を共有することで、何らかの参考にしていただけることを目的としております。

あくまでも実験台という気持ちですので、良いときも悪いときも、一週間ごとの推移をありのまま公開します。

長期投資を推奨するMr.老眼が、日々の値動きに狼狽しながらも辛抱強く長期保有を実践していく様をご覧いただければと考えています。

では第33回の運用実績です。

2021年11月19日時点の運用実績となります。

主な指数の状況

まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。

  • 日経平均:29745.87 (前週比+0.5%)
  • S&P500:4697.96 (前週比+0.3%)
  • ドル円レート*:1ドル=114.35円(前週比+0.20円)
  • 東証REIT指数:2058.37 (前週比▲0.1%)

*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。

運用総額の推移

運用総額は94,199千円となりました。前週から+0.2%の微増となりました。

今週は日経平均株価が前週から少しですが反発しました。
といっても、ほぼ前週から変わらずという水準です。

S&P500もわずかの反発で、こちらも前週の水準を維持しています。
ドル円レートも前週から、わずかながらドル高が進行しました。

東証REIT指数は少し続落ですが、こちらも小動きにとどまっています。

運用全体としては、主要指数がいずれも値動きの小さな週となり、前週に続き微増で残高を維持することができました。

資産クラス別状況

まず、ポートフォリオの状況です。

前週からの入れ替えや追加に伴う大きな変動はありませんでした。

次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)

日本株は日経平均インデックス、TOPIXインデックスともに小幅ですが続伸しました。

今週は週後半に岸田新内閣の経済対策の発表がありましたが、市場はほぼ無反応で終わりました。
週明けにこの発表を受けた値動きがあるのかもしれませんが、あまり期待できそうにありません。
経済対策の内容については、ある程度想定通り、もしくは少し期待外れといった市場の反応なのかもしれません。

米国株は主力のS&P500関連のETFが順調に推移しました。
上昇相場は完全に一服といった模様ですが、引き続き大きな反落は見られません。

個別株については、エヌビディアが大相場の後の反落がありましたが、他の銘柄は逆に好調に推移してくれました。

欧州株インデックス(VGK)と新興国インデックス(VWO) は、ともに比較的大き目の反落となりました。
いずれも上にも下にも荒い相場が続いており、これらと比較しても、米国株の安定感が際立っています。

東証REIT指数インデックスETFは、今週は小幅な値動きにとどまりました。
前週は大幅下落だったので、特に反発もなく寂しい値動きです。
国内REIT相場は引き続き冴えない相場が続きますが、そもそも分配金利回りが目当ての資産ですので、多少の値動きがあっても気にしないことにしています。

新興国債券の運用はあくまでも実験的な意味しかありませんが、今週は小反発となりました。

今後の運用について

まず日本株ですが、政局の動きも一服し、企業の中間決算発表も不発、岸田内閣の経済対策発表にも特に反応なしという、極めて寂しい値動きとなっています。

今後の展開としては、好材料はほとんどなさそうです。
逆に、継続的な円安傾向や、原油高を筆頭にした原材料の高騰、一部商品の物価上昇といった不安材料が、どの程度長引くかが問題となりそうです。

当面は日本株の相場の先行きは地味に下げる展開も覚悟しつつ、「現状維持で御の字」という見通しとし、ポートフォリオにおいても日本株の比率は現状維持とします。

次に米国株ですが、上昇局面は一服し、過熱感も落ち着きつつ、大きな反落もみられません。
理想的な展開で助かります。
今後の米国株動向ですが、多少の下落相場を経験しながらも、年内はS&P500は堅調な値動きが続くと見込んでいますし、大きな下落局面が来ても数カ月我慢すれば戻ると信じています。
これ以上増やせないくらいポートフォリオの大部分を米国株に配分していますが、引き続き有望な運用先と考えていることと、ここから相当下がっても耐えられるという判断で、米国株配分は維持していきます。

国内REITは、どうやら上昇相場は期待できそうにありません。
一方で、大きく値崩れするような展開でもなさそうです。
以前から考えている通り、 国内REIT は株式の分散投資先として魅力的ですし、円で保有できるという安心感もあります
値動きよりも分配金の安定感が投資の狙いですので、価格が上げても下げても分配金が減らなければ問題ありません。長期保有を継続していきます。

日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。
情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。
忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。

以上、第33回の運用実績でした。

(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)