【第24回】2021年9月17日時点の運用実績

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運用実績

Mr.老眼です。

この運用実績の公開は、退職金を資産運用しようと考えている方々に、運用の実例として私のポートフォリオをそのまま公開し、その運用実績の経過を共有することで、何らかの参考にしていただけることを目的としております。
あくまでも実験台という気持ちですので、良いときも悪いときも、一週間ごとの推移をありのまま公開します。
長期投資を推奨するMr.老眼が、日々の値動きに狼狽しながらも辛抱強く長期保有を実践していく様をご覧いただければと考えています。

では第24回の運用実績です。

2021年9月17日時点の運用実績となります。

主な指数の状況

まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。

  • 日経平均:30500.05 (前週比+0.4%)
  • S&P500:4432.99 (前週比▲0.6%)
  • ドル円レート*:1ドル=109.91円(前週比+0.02円)
  • 東証REIT指数:2121.37 (前週比▲0.2%)

*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。

運用総額の推移

運用総額は86,401千円となりました。前週から+0.1%の微増となりました。

今週は日経平均株価がわずかながら続伸しました。

一方、S&P500は前週から続落となりました。
ドル円レートはほとんど前週から変わらず、結果として海外株は前週から更に減少しました。
そのような中、今週は継続的に投入してきた今年のNISA枠の残額を全て使い切りました。
運用資産が増えた理由はこの追加投資によるものです。

東証REIT指数は3週連続の続落となりました。

運用全体としては、日本株がわずかに増加したものの、主力の海外株と国内REITが引き続き下落する冴えない1週間となりました。

資産クラス別状況

まず、ポートフォリオの状況です。

前週からの入れ替えや追加に伴う大きな変動はありませんでした。

次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)

日本株は日経平均インデックス、TOPIXインデックスともにわずかに続伸しました。
「菅首相の退陣表明」相場が続きつつ、そろそろ打ち止めといった様相です。
あとは衆議院選挙や中間決算の業績次第ですが、更に上値を追ってほしいと期待しています。

海外株は、S&P500が続落したことで、ポートフォリオの主力VOOは今週も目減りしました。
9月は本当に冴えない展開が続いています。
8月の相場が良すぎたとはいえ、悲しいものがあります。

2番目の「iシェアーズ S&P500米国株ETF(為替ヘッジあり)」は今年のNISA枠として買い進んでいるものですが、今週に残り枠を全て投入しました。
今週の運用総額が増えた理由はこの追加投資によるもので、運用が順調だったというわけではありません。

個別株は、わずかですが全ての銘柄が上がってくれました。

欧州株インデックス(VGK)と新興国インデックス(VWO) はアメリカ以上に大きな下げ幅となってしまいました。

東証REIT指数は続落していますが、インデックスETFはなぜか反発しました。
一方、野村マスターファンドはそこそこの下落となってしまいました。
そもそも分配金利回りが目当ての資産ですので、多少の値動きがあっても気にしないことにしています。

新興国債券の運用はあくまでも実験的な意味しかありませんが、今週はわずかな下落にとどまりました。

今後の運用について

まず日本株ですが、前週までの絶好調ぶりは落ち着いたものの、引き続き好調を持続しています。
自民党総裁選は候補者が確定し、各候補の政策も見えてきました。
この結果次第ではありますが、続く衆議院選挙で自民党有利な展開になりそうなので、当面の株価にはプラス材料だと思います。
更に、中間決算の企業業績を素直に受け止めてくれると、一段高もありうると期待しています。
ただ、この目線だけでポートフォリオを日本株に寄せるほどの確信はまだありません。
また、日本株を増やすには米国株か国内REITを減らすくらいしか選択肢がないのですが、そこは今の方向性を中期目線で変える気がしていませんので、日本株は現状維持とします。

その米国株ですが、S&P500は調整局面が続いています。
9月に入って値動きが悪いですし、ここで耐えて何とか年末に向けて再上昇となってほしいところです。
多少の下落相場を経験しながらも、まだしばらくはS&P500は強い値動きが続くと見込んでいますし、大きな下落局面が来ても数カ月我慢すれば戻ると信じています。
これ以上増やせないくらいポートフォリオの大部分を米国株に配分していますが、まだまだ有望な運用先と考えていることと、ここから相当下がっても耐えられるという判断で、米国株配分は維持していきます。

国内REITは完全に頭打ちで、幅の小さいボックス相場、もしくはダラダラと地味に下げる値動きです。
以前から考えている通り、この資産クラスは株式の分散投資先として魅力的ですし、円で保有できるという安心感もあります。
値動きよりも分配金の安定感が投資の狙いですので、価格が上げても下げても分配金が減らなければ問題ありません。長期保有を継続していきます。

日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。

以上、第24回の運用実績でした。

(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)