【第13回報告】2021年7月2日時点の運用実績

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運用実績

第13回報告です。

2021年7月2日時点の運用実績となります。

主な指数の状況

まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。

  • 日経平均:28783.28 (前週比▲1.0%)
  • S&P500:4352.34 (前週比+1.7%)
  • ドル円レート*:1ドル=111.55円(前週比+0.69円)
  • 東証REIT指数:2162.16 (前週比+0.7%)

*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。

運用総額の推移

運用総額は84,188千円となりました。前週から+1.5%と増加しました。S&P500と東証REIT指数が続伸し、ドル円レートも前週に続き有利な方向に動いたことから、順調な運用実績となりました。
一方で日経平均株価は前週から反落しました。

資産クラス別状況

まず、ポートフォリオの状況です。

前週からの入れ替えや追加に伴う大きな変動はありませんでした。

次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)

日経平均インデックスは▲1.1%と結構なマイナスとなりました。上げも下げもしなかったこの数週間から考えると、今週は大きめの下げ幅です。日本株比率を低く運用しているのでダメージは小さく済んでいますが、日本株に長期投資をしている方々にとっては、「いつまでグダグタやってるんだ」というイライラが募っているのではないでしょうか。米国株が上昇しているこの状況で、なぜ日本株は全く上がらないのか、本当に不思議です。

ポートフォリオの主力VOOは前週に反転上昇した後、今週も続伸となりました。日経平均がもたもたしている中で、S&P500指数は7営業日連続の最高値更新です。ドル円レートも前週に続き有利な方向に動いてくれたので、運用としては怖いくらい順調です。

2番目の「iシェアーズ S&P500米国株ETF(為替ヘッジあり)」は今年のNISA枠として買い進んでいるものです。

個別株は順調に推移しました。エヌビディアは1株→4株の分割を発表した後、引き続き最高値を連発する展開で、5月半ばから大化けを続けています。

一方で米国除く先進国市場インデックス(VEA)と新興国インデックス(VWO)はともに前週から反落しました。日本株だけが不調な訳ではなく、むしろ米国株だけが絶好調、ということなのでしょうか。

国内REITは、東証REIT指数が続伸しましたが、野村マスターファンドはわずかに下落しました。そもそも分配金利回りが目当ての資産ですので、多少の値動きがあっても気にしないことにしています。

新興国債券の運用はあくまでも実験的な意味しかありませんが、今週もドル円レートの影響だとは思いますが、わずかながらプラスとなりました。金利がむしろ下げ基調なのは意味が分かりませんし、逆にここから数年は金利上昇はやむを得ないと考えています。そういう見通しから考えても、ポートフォリオの配分をここに増やすメリットは全くなさそうです。

今後の運用について

まずS&P500が前週の強力な反転から、今週も続伸したことで絶好調を維持しています。米国株は正直バブルなのかもしれないという疑惑は強くなるばかりです。金利上昇がくれば米国株は一旦大きく下げると覚悟していますが、これだけ株価が上がり続けると、誰もがそのことに目を背けて買い続ける「チキンゲーム」をやっているように見えます。バブル崩壊は回避してほしいので、ガス抜きレベルの下げ局面がそろそろ来てもむしろ歓迎です。
とにかく多少の上げ下げなら継続保有のつもりですが、かと言って米国株比率を増やすのも怖い気がしますので、当面はポートフォリオにおける米国株比率は変えないつもりです。

なお、先進国株インデックスについては、欧州株インデックスへの変更を検討した結果、近いうちにVGKへの変更を行う予定ですが、金額比率は維持するつもりです。

次に日本株ですが、前週までは上にも下にも動かずだったところ、今週はむしろ下がってしまいました。米国株の値動きに全くついていく気がないどころか、むしろ逆の動きをしています。短期の値動きに右往左往してはいけないと思っていますし、私の見通しは「出遅れているだけで、上昇のきっかけ待ち」です。ポートフォリオとしては継続保有の方針で、引き続き、7月後半以降の第1四半期決算からの上昇を期待しています。

ギャンブルの名残である個別株ですが、まだまだ好調続きです。重ねて申し上げますが、個別株は結局は退職金の資産運用には向いていないと思います。いつの日か、インデックス系に集約していくかもしれません。ただ、ギャンブルは当たると楽しいものです。

国内REITは引き続き順調な値動きです。以前から考えている通り、この資産クラスは株式の分散投資先として魅力的ですし、値動きよりも分配金の安定感が投資の狙いですので、価格が上げても下げても分配金が減らなければ問題ありません。長期保有を継続していきます。

日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。

以上、第13回報告でした。

(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)