【第160回】2024年4月26日時点の運用実績(前週の中東情勢不安も一旦落ち着いた様相。一方、ドル円為替相場はドルの強さが際立ち、目途が見えない状況に。)

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運用実績

Mr.老眼です。

この運用実績の公開は、退職金を資産運用しようと考えている方々に、運用の実例として私のポートフォリオをそのまま公開し、その運用実績の経過を共有することで、何らかの参考にしていただけることを目的としております。

あくまでも実験台という気持ちですので、良いときも悪いときも、一週間ごとの推移をありのまま公開します。

長期投資を推奨するMr.老眼が、日々の値動きに狼狽しながらも辛抱強く長期保有を実践していく様をご覧いただければと考えています。
(なお、長期保有のメリットについては、こちらの記事にまとめています)

(長期保有のメリットを統計的に検証した記事は、こちら)

では第160回の運用実績です。

2024年4月26日時点の運用実績となります。

主な指数の状況

まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。

  • 日経平均:37934.76(前週比+2.3%)
  • S&P500:5099.96(前週比+2.7%)
  • ドル円レート*:1ドル=156.21円(前週比+1.75円)
  • 東証REIT指数:1803.92 (前週比+1.4%)

*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。

運用総額の推移

運用総額は133,906千円となりました。前週からプラス2.7%と、大幅に増加しました。

今週は日経平均が前週の大暴落から多少戻す形となり、38,000円近くまで上昇しました。

米国株はS&P500が反発し、5,100ポイント近辺まで上昇しました。

今週の為替レートは、ドルが続伸し、156円台まで上昇しました。

東証REIT指数は、前週から続伸となりました。

運用全体としては、今週は日本株、米国株が一旦持ち直したことに加え、REITは好調を維持し、為替レートも引き続きプラスに働いたことから、資産合計では運用額が増加しました。

資産クラス別状況

まず、ポートフォリオの状況です。

今週は入れ替えや生活費の取り崩しに伴う大きな変動はありませんでした。

次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)

日本株は日経平均インデックス、TOPIXインデックスともに反発となりました。

海外株は、主力のS&P500インデックスETFが大幅反発となりました。

一方、ハイテク株中心の個別株は引き続き不調でしたが、アルファベットだけは前週から反発しました。

米国以外では、今週は欧州株、新興国株ともに大幅上昇となりました。

東証REIT指数インデックスETFは、今週は続伸となりました。
国内REITはそもそも分配金利回りが目当ての資産ですので、多少の値動きがあっても気にしないことにしています。

今後の運用について

日本株は、今週は日経平均株価が一旦反発となりました。
前週の中東情勢の緊迫化に対しては、イランが報復を計画していないとの示唆を受けて、一旦落ち着きを見せています。
先行きが見えたことからか、株式相場も落ち着きを取り戻しつつあるようです。
意外と早く相場が落ち着いてくれたようですが、こういった相場の急落による憂鬱な気持ちにどれだけ慣れ、どれだけ耐えるかが、長期投資を継続するために不可欠だと感じます。

ここから下落相場も覚悟しつつ、それでも長期保有の有効性を信じ、日経平均株価40,000円あたりで定着していくのではないかと判断し、ポートフォリオにおいても日本株の比率は現状維持とします。

次に米国株ですが、S&P500も一旦反発しました。
最近の値動きは良いとこ取り過ぎる相場だったように思いますので、良い調整局面になったと解釈しつつ、ここから大きな下落局面に入ることも想定しておこうと思います。

「インフレ鎮静化→FRB金融政策変更(利上げ打ち止め)→景気悪化→FRB金融政策変更(利下げへ転換)→景気回復」という今後の大雑把な米国経済の予想の中で、株価の本格的な反転上昇が意外と早くきてしまった、という感じです。
ここから、景気悪化がどの程度まで進むのか(それとも悪化しないのか)、その後の利下げはあるのか(景気が悪化しなければ利下げは実施されないかも)、今後の展開がサッパリ分かりませんが、既に株価は完全に反転上昇しており、中期目線でも当面は好調に推移していくものと信じています。

これ以上増やせないくらいポートフォリオの大部分を米国株に配分していますが、それでも現時点で最も最適な運用先と考えていることと、まだまだ上昇の機会を逃すわけにはいかない、という判断で、米国株配分は維持していきます。

国内REITは、引き続き堅調な相場が続いています。
ただ、日本の長期金利は上昇トレンドとなり、REITの相場は当面厳しさが続くと思われます。
以前から考えている通り、 国内REIT は株式の分散投資先として魅力的ですし、円で保有できるという安心感もあります
値動きよりも分配金の安定感が投資の狙いですので、価格が上げても下げても分配金が減らなければ問題ありません。長期保有を継続していきます。

日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。
情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。
忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。

以上、第160回の運用実績でした。

(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)