【第147回】2024年1月26日時点の運用実績(S&P500は今週も史上最高値を更新。年初から絶好調の株式相場ですが、そろそろ反動急落の覚悟が必要か。。。)

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運用実績

Mr.老眼です。

この運用実績の公開は、退職金を資産運用しようと考えている方々に、運用の実例として私のポートフォリオをそのまま公開し、その運用実績の経過を共有することで、何らかの参考にしていただけることを目的としております。

あくまでも実験台という気持ちですので、良いときも悪いときも、一週間ごとの推移をありのまま公開します。

長期投資を推奨するMr.老眼が、日々の値動きに狼狽しながらも辛抱強く長期保有を実践していく様をご覧いただければと考えています。
(なお、長期保有のメリットについては、こちらの記事にまとめています)

(長期保有のメリットを統計的に検証した記事は、こちら)

では第147回の運用実績です。

2024年1月26日時点の運用実績となります。

主な指数の状況

まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。

  • 日経平均:35751.07(前週比マイナス0.6%)
  • S&P500:4890.97(前週比+1.1%)
  • ドル円レート*:1ドル=147.85円(前週比マイナス0.74円)
  • 東証REIT指数:1809.98 (前週比マイナス0.3%)

*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。

運用総額の推移

運用総額は122,868千円となりました。前週からプラス1.4%と、堅調に増加しました。

今週は日経平均は反落となり、35,700円台まで下落しました。

米国株は、S&P500が続伸し、4890を超え、前週に続き過去最高値を更新しました。

今週の為替レートは、ドルが反落し、147円後半まで下落しました。

東証REIT指数は、今週は小幅続落となりました。

運用全体としては、今週は日本株とREITが不調で、為替レートもマイナスに動きましたが、米国株が好調に推移した影響が大きく、資産合計では運用額が増加しました。

資産クラス別状況

まず、ポートフォリオの状況です。

今週は入れ替えや生活費の取り崩しに伴う大きな変動はありませんでした。

次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)

日本株は日経平均インデックス、TOPIXインデックスともに反落となりました。

海外株は、主力のS&P500インデックスETFが続伸となりました。

また、ハイテク株中心の個別株も、全ての銘柄が大幅上昇となりました。
特に、エヌビディアについては、7.4%の上昇と好調に推移しました。

米国以外では、今週は欧州株、新興国株ともに小幅続伸となりました。

東証REIT指数インデックスETFは、今週は小幅続落となりました。
国内REITはそもそも分配金利回りが目当ての資産ですので、多少の値動きがあっても気にしないことにしています。

今後の運用について

日本株は、3週ぶりの反落となりました。
ただ、これまでの急騰を考えると、わずかな反動減にとどまり、まだまだ好調を維持している、と見て取れます。

ここから下落相場も覚悟しつつ、それでも長期保有の有効性を信じ、日経平均株価36,000円あたりを継続的に超えていくのではないかと判断し、ポートフォリオにおいても日本株の比率は現状維持とします。

次に米国株ですが、引き続き絶好調に推移し、S&P500は前週に続き過去最高値を更新しました。
昨年11月以降、週間ベースでは下がったのが年初の1回のみなのですから、それは過去最高値も不思議ではありません。
まだまだ「良いとこ取り」相場継続ということになるのでしょうか。

「インフレ鎮静化→FRB金融政策変更(利上げ打ち止め)→景気悪化→FRB金融政策変更(利下げへ転換)→景気回復」という今後の大雑把な米国経済の予想の中で、株価の本格的な反転上昇が意外と早くきてしまった、という感じです。
今は利上げ打ち止めまできたことはもう確定だと思います。
ここから、景気悪化がどの程度まで進むのか(それとも悪化しないのか)、その後の利下げはあるのか(景気が悪化しなければ利下げは実施されないかも)、今後の展開がサッパリ分かりませんが、既に株価は完全に反転上昇しており、中期目線でも当面は好調に推移していくものと信じています。

これ以上増やせないくらいポートフォリオの大部分を米国株に配分していますが、それでも現時点で最も最適な運用先と考えていることと、まだまだ上昇の機会を逃すわけにはいかない、という判断で、米国株配分は維持していきます。

国内REITは、今週は続落となりました。
23日の植田日銀総裁の会見では、マイナス金利の解除は見送られ、金融緩和の継続が示されました。
ただ当面の先行きとしては、マイナス金利の解除はいつなのか、が焦点となりつつあり、日本の長期金利は上昇トレンドとなり、REITの相場は当面厳しさが続くと思われます。
以前から考えている通り、 国内REIT は株式の分散投資先として魅力的ですし、円で保有できるという安心感もあります
値動きよりも分配金の安定感が投資の狙いですので、価格が上げても下げても分配金が減らなければ問題ありません。長期保有を継続していきます。

日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。
情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。
忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。

以上、第147回の運用実績でした。

(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)