【第11回報告】2021年6月18日時点の運用実績

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運用実績

第11回報告です。

2021年6月18日時点の運用実績となります。

主な指数の状況

まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。

  • 日経平均:28964.08 (前週比+0.1%)
  • S&P500:4166.45 (前週比▲1.9%)
  • ドル円レート*:1ドル=110.23円(前週比+0.85円)
  • 東証REIT指数:2113.00 (前週比▲1.7%)

*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。

運用総額の推移

運用総額は81,043千円となりました。前週から▲0.2%の微減となりました。S&P500や国内REITはかなり落ち込みましたが、ドル円レートが有利な方向に動いたことと、海外の個別株の上昇に助けられ、少ないダメージで済みました。

資産クラス別状況

まず、ポートフォリオの状況です。

前週からの入れ替えや追加に伴う大きな変動はありませんでした。

次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)

日経平均インデックスは変わらずでした。週の半ばには上昇局面もあったのですが、結局戻ってしまいました。引き続き日本株は一進一退の地味な展開で、上値を切り上げていく状況にはなさそうです。
金額的な影響はほとんどありませんが、個別株は前週から更に下げています。

ポートフォリオの主力VOOは続落しました。S&P500指数は結構な下げ幅でしたが、ドル円レートが今週は有利な方向に動いてくれたので、日本円換算ではダメージが少なく済みました。

2番目の「iシェアーズ S&P500米国株ETF(為替ヘッジあり)」は今年のNISA枠として買い進んでいるものです。

個別株はいずれも順調に推移しました。エヌビディアは1株→4株の分割を発表した後、最高値を連発する展開です。

米国除く先進国市場インデックス(VEA)と新興国インデックス(VWO)はともに続落しました。

国内REIT市場は、久しぶりの下落となりました。これまで想定外の上昇を続けていましたし、そもそも分配金利回りが目当ての資産ですので、多少の調整は覚悟しています。

新興国債券の運用はあくまでも実験的な意味しかありませんが、今週もわずかながらプラスとなりました。ほんの少し分散投資の効果が出たというところでしょうか。とは言えリターンがほとんど見込めない資産ですので、ポートフォリオの配分をここに増やすメリットは全くなさそうです。

今後の運用について

久々の下げ局面を経験しましたが、続伸してきたS&P500や国内REITの調整は覚悟の上でしたので、これで止まるとも思っていません。今週はドル円レートで助かった部分と、ギャンブル銘柄の海外個別株がまぐれ当たりしている部分で大いに助けられただけです。

日本株は相変わらずです。ポートフォリオとしては継続保有のつもりですが、見通しは「出遅れているだけで、上昇のきっかけ待ち」です。引き続き、7月後半以降の第1四半期決算からの上昇基調を期待していますが、まだ一カ月以上先の話です。そこまでに波乱相場はあるでしょうか。見通しが外れて、ここから更に下げるようならポートフォリオから一旦外したくなりますが、夏以降の上昇を信じて、下がっても強い握力で継続保有と決めています。

ポートフォリオの主力であるS&P500については、若干の足踏みといったレベルでしょうか。更なる大幅な調整局面を迎える可能性が高い気がしています。それでもポートフォリオの配分としては継続保有で良いと思っています。金利は一旦落ち着いたものの、また上昇すると思います。そうなるとS&P500は下げると思いますが、短期間でその影響を織り込んでくると思っていますし、そこからの反転は早いと思いますので、粘り強く保有します。

ギャンブルの名残である個別株ですが、まだまだ好調続きです。重ねて申し上げますが、個別株は結局は退職金の資産運用には向いていないと思います。遠い将来、インデックス系に集約していくつもりです。

国内REITはやはり下がってきました。まだまだ下がるかもしれません。以前から考えている通り、この資産クラスは株式の分散投資先として魅力的ですし、値動きよりも分配金の安定感が投資の狙いですので、下がったとしても分配金が減らなければ問題ありません。長期保有を継続していきます。

日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。

以上、第11回報告でした。

(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)