第8回報告です。
2021年5月28日時点の運用実績となります。
主な指数の状況
まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。
- 日経平均:29149.41 (前週比+2.9%)
- S&P500:4204.11 (前週比+1.2%)
- ドル円レート*:1ドル=109.92円(前週比+1.15円)
- 東証REIT指数:2072.89 (前週比+0.9%)
*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。
運用総額の推移
運用総額は79,869千円となりました。前週から+2.4%と順調に増加しました。日本株が大幅に続伸し、海外株も上昇。さらにドル円レートも有利な方向に動いたことで、円換算で大幅な増加となりました。国内REITも続伸し、総じて5月前半から中盤にかけての重苦しい値動きから、回復の兆しが見えてきました。
資産クラス別状況
まず、ポートフォリオの状況です。
前週からの入れ替えや追加に伴う大きな変動はありませんでした。
次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)
日経平均インデックスが大きく反発してくれました。4月以降明らかに下降線をたどってきましたが、ようやく上向きになってくれるでしょうか。第1四半期決算の発表までは材料難かもしれませんが、当面は企業業績よりも外部環境の動向に相場が左右されそうです。
ポートフォリオの主力VOOは大幅に反発しました。S&P500指数が改善し、ドル円レートも有利な方向に動いたということで、二つの要因が重なった影響です。
2番目の「iシェアーズ S&P500米国株ETF(為替ヘッジあり)」は今年のNISA枠として買い進んでいるものです。
個別株はいずれもプラスですが、値動きにばらつきがあります。特にエヌビディアは1株→4株の分割を発表した後、急上昇を続けています。
今週は新興国インデックス(VWO)が大きく反発しています。このETFは「FTSE・エマージング・インデックス」に連動するものです。インデックスの国別構成は中国・台湾・インドの3国で50%を超えるようですが、どの市場が上昇したのかまでは情報をキャッチアップしていません。中国株式市場の動向はもう少し気にしないといけないと反省しています。
国内REIT市場は、前週に引き続き順調に持ち直してくれています。そろそろ分配金の再投資としてNEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(1343)の方を買い増しするタイミングを探っています。
新興国債券の運用はあくまでも実験的な意味しかありませんが、今週も株式が上昇したのと同様に上昇し、引き続き分散投資の有効性が薄い銘柄です。当面は債券の保有比率はゼロでも良さそうです。
今後の運用について
今週は大きく反発してくれたことで、一安心という展開でした。しばらく下落傾向に向かうことを覚悟していたので、良い意味で拍子抜けというところもあります。日本株については、この水準で当面は上にも下にもいかないまま、第1四半期決算まで持ちこたえれば、そこからは上昇基調になるのでは、と淡い期待をしています。あとはワクチン接種の効果が数字に表れてくれば、少しは上向いてくれるかもしれません。また東京五輪についてはやるにしてもやらないにしても、株式市場としては無事に通過してくれることを願うばかりです。
ギャンブルの名残である個別株ですが、エヌビディアが絶好調です。個別株は夢があるなーと楽しませてくれます。重ねて申し上げますが、個別株は結局は退職金の資産運用には向いていないと思います。退職金の資産運用に夢を追ってはいけないな、と反省しつつ、手放せない自分がいます。けれども今後個別株の追加購入は絶対にしないと心に誓っています。
米国株も日本株も5月を無事に切り抜けたことでほっとしつつ、当面は米国株インデックスをメインに日経平均と国内REITに分散投資、という方向性を維持していく予定です。
日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。
以上、第8回報告でした。
(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)