【第72回】2022年8月19日時点の運用実績(好調続き!そろそろ反転下落を覚悟しておく水準でしょう。)

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運用実績

Mr.老眼です。

この運用実績の公開は、退職金を資産運用しようと考えている方々に、運用の実例として私のポートフォリオをそのまま公開し、その運用実績の経過を共有することで、何らかの参考にしていただけることを目的としております。

あくまでも実験台という気持ちですので、良いときも悪いときも、一週間ごとの推移をありのまま公開します。

長期投資を推奨するMr.老眼が、日々の値動きに狼狽しながらも辛抱強く長期保有を実践していく様をご覧いただければと考えています。
(なお、長期保有のメリットについては、こちらの記事にまとめています)

(長期保有のメリットを統計的に検証した記事は、こちら)

では第72回の運用実績です。

2022年8月19日時点の運用実績となります。

主な指数の状況

まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。

  • 日経平均:28930.33 (前週比+1.3%)
  • S&P500:4228.48 (前週比マイナス1.2%)
  • ドル円レート*:1ドル=136.29円(前週比+3.08円)
  • 東証REIT指数:2038.63 (前週比+1.3%)

*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。

運用総額の推移

運用総額は97,787千円となりました。前週からプラス1.9%と、今週もそこそこの増加となりました。

今週も日経平均は小幅続伸となりました。
週の終値でいよいよ29000円にあと一歩まで回復し、順調です。
日本株としては上がる材料が全く見当たらず、米国株の好調さに引っ張られているのでしょう。
あるいは単に下がり過ぎた反動にすぎないのでしょうか。
もちろん下がるより良いことは確かですし、この水準まで戻ってくれたのは素直にうれしいです。

また、S&P500は4週連続の続伸後、久々の反落となりました。
ここで下げ止まってくれれば良いのですが、どうなるでしょう。

今週の為替レートは再びドル高が進行しました。
ドル建て資産を保有する身としては、この水準で落ち着いてくれればありがたいですが。。

東証REIT指数は今週はしっかり反発してくれました。
REIT相場はここ数週間は好調に推移しており、ありがたいことです。

運用全体としては、今週は米国株が下落してしまいましたが、為替が良い方向に動いたことと、日本株やREITが順調に推移したことから、運用資産は順調な週となりました。

資産クラス別状況

まず、ポートフォリオの状況です。

前週からの入れ替えや追加に伴う大きな変動はありませんでした。

次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)

日本株は日経平均インデックス、TOPIXインデックスともに小幅続伸となりました。

海外株は、主力のS&P500インデックスETFは小幅ながら続伸となりました。
為替影響の方が大きかったようです。

一方、ハイテク株が中心の個別株は、エヌビディアが前週の大幅下落から多少反発してくれたこともあり、総じて順調な週となりました。

米国以外では、今週は欧州株は反落、新興国株はほぼ変わらずでした。

東証REIT指数インデックスETFは、小幅反発となりました。
国内REITはしばらく上昇相場が続いてきましたし、そもそも分配金利回りが目当ての資産ですので、多少の値動きがあっても気にしないことにしています。

新興国債券の運用はあくまでも実験的な意味しかありませんが、今週は小幅反落となりました。

今後の運用について

2022年に入ってから、「忍耐力が問われる相場」がずっと続いています。
その中で、今週も株価自体は好調に推移し、忍耐が報われつつあります。
もう底は脱したな、と油断しつつあります。

為替レートも久しぶりにドル高が進行してくれました。
ここ数か月ドル高頼みの資産運用状況となっていたので、このあたりで落ち着いてくれないかなーと期待していますが、どうなるでしょうか。

さて、日本株は、いよいよ日経平均株価29000円が見えてきたことで、やっと安心感が出てきました。
もうさすがに25000円や26000円といった水準には戻らないでしょう。
いや、そんな甘い期待を持つとすぐに暴落しそうで怖いですが。
更に言うと、個人的には、日本株の順調な理由がサッパリ分かっておらず、疑問は残ったままです。

本格的な回復相場を確信しているわけではありませんが、長期保有の有効性を信じ、数年先には再び日経平均株価3万円に近付く可能性もあると判断し、ポートフォリオにおいても日本株の比率は現状維持とします。

次に米国株ですが、4週連続での続伸からの一服ということで、反落してしまいました。
個人的には、「良いとこ探し」相場が続いているだけなのかもしれない、という不安はありましたし、この程度の反落は仕方ないと考えています。
ここからどこまで下落が続くか、どの水準で踏みとどまってくれるか、恐々見守っていくしかありません。
短期的には今回のような反発反落の流れを繰り返しながら、中期目線では(あるいは長期目線でも)本格的に復調していくものと信じています。

これ以上増やせないくらいポートフォリオの大部分を米国株に配分していますが、それでも現時点で最もマシな運用先と考えていることと、いよいよ反転の機会が巡ってきた、という判断で、米国株配分は維持していきます。

国内REITは、今週は再び反発し、まだまだ安心感のある値動きが続いています。
以前から考えている通り、 国内REIT は株式の分散投資先として魅力的ですし、円で保有できるという安心感もあります
値動きよりも分配金の安定感が投資の狙いですので、価格が上げても下げても分配金が減らなければ問題ありません。長期保有を継続していきます。

日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。
情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。
忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。

以上、第72回の運用実績でした。

(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)