第6回報告です。
2021年5月14日時点の運用実績となります。
主な指数の状況
まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。
- 日経平均:28084.47 (前週比▲4.3%)
- S&P500:4173.85 (前週比▲1.4%)
- ドル円レート*:1ドル=109.48円(前週比+0.39円)
- 東証REIT指数:2008.45 (前週比▲2.4%)
*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。
運用総額の推移
運用総額は77,747千円となりました。前週から▲1.9%と大きく下落しました。日本株、海外株、国内REITいずれも値下がりとなり、結構なマイナス影響が出ています。ドル円レートだけは前週から有利な方向に動きました。
資産クラス別状況
まず、ポートフォリオの状況です。
前週からの入れ替えや追加に伴う大きな変動はありませんでした。
次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)
日本株は再びマイナスに転じました。下落率もかなり大きくなっています。
ただ、株主優待のために残してある個別2銘柄はいずれもプラスでした。
ポートフォリオの主力VOOはマイナスとなりました。
2番目の「iシェアーズ S&P500米国株ETF(為替ヘッジあり)」は今年のNISA枠として買い進んでいるものです。値が下がったことから、多めに買い進みました。
個別株は前週に続き大きく下落しました。金利上昇の影響を受けやすいハイテク関連株ばかりですので、仕方ないところです。
先進国インデックスと新興国インデックスも前週から下落しました。
国内REIT市場は、前週に続き今週もマイナスとなりました。特に野村マスターファンドは大幅な下落に見舞われました。日本株以上に値動きが激しく、リートに分散投資している理由が分からなくなってきます。
新興国債券の運用はあくまでも実験的な意味しかありませんが、今週は株式が大きく下げたことを考えると、ほとんど値動きがなかったのは分散投資に有効と考えられます。とはいえ、ここまでの値動きがほぼ株式と同様だったことを考えると、保有している意義は引き続き疑問です。やはり当面は債券の保有比率を上げる気持ちにはなりません。
今後の運用について
今週は海外株も結構なマイナスとなりました。ギャンブルの名残である個別株ですが、いつも通り、インデックスと全く異なる値動きの激しさです。退職金の資産運用には向いていないと思います。
日本株は決算発表のピークを過ぎて、大きく下落しました。ここまで下げが進んでくるとは全く思っていませんでした。日本の相場が特に弱くなっている理由はよく分かりません。短期的な値動きを読むのは素人には無理だという思いを改めて強くしました。といっても、市場関係者のほとんどはこんな下落相場になるとは思っていないようでしたので、仕方ありません。やはり短期相場の値動きで儲けるのは難しいと思います。
日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。
以上、第6回報告でした。
(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)