【第46回】2022年2月18日時点の運用実績(再び今年の安値圏に突入。。)

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運用実績

Mr.老眼です。

この運用実績の公開は、退職金を資産運用しようと考えている方々に、運用の実例として私のポートフォリオをそのまま公開し、その運用実績の経過を共有することで、何らかの参考にしていただけることを目的としております。

あくまでも実験台という気持ちですので、良いときも悪いときも、一週間ごとの推移をありのまま公開します。

長期投資を推奨するMr.老眼が、日々の値動きに狼狽しながらも辛抱強く長期保有を実践していく様をご覧いただければと考えています。

では第46回の運用実績です。

2022年2月18日時点の運用実績となります。

主な指数の状況

まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。

  • 日経平均:27122.07 (前週比▲2.1%)
  • S&P500:4348.87 (前週比▲1.6%)
  • ドル円レート*:1ドル=115.22円(前週比▲0.43円)
  • 東証REIT指数:1907.29 (前週比▲1.5%)

*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。

運用総額の推移

運用総額は88,509千円となりました。前週からマイナス2.9%と大幅に減少しました。

今週はS&P500がそこそこ大き目の続落となりました。
アメリカのインフレ懸念は一向に収まらないところに、ロシアのウクライナ侵攻危機をめぐる、ロシアとアメリカの緊張が高まっているのも悪材料となっています。

また、ドル円レートはドル安方向となり、ドル資産の円換算額にマイナス影響となったことも痛かったです。

日経平均株価は大幅反落となり、再び27000円を下回る水準に接近してしまいました。
前週の記事は撤回し、再び日経平均26000円割れも覚悟しておいた方が良さそうです。

東証REIT指数もつられて下げまくってしまいました。

運用全体としては、主要指数が全滅し、絶不調の一週間となりました。

資産クラス別状況

まず、ポートフォリオの状況です。

前週からの入れ替えや追加に伴う大きな変動はありませんでした。

次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)

日本株は日経平均インデックス、TOPIXインデックスともに大幅反落を食らってしまいました。

海外株は、ご覧の通り、S&P500を中心にインデックスETFも個別株も全滅です。
中でもハイテク関連の個別株は壊滅的な一週間となってしまいました。

更に、今週は欧州株も新興国株もマイナスとなり、世界株式は総崩れの展開となりました。

東証REIT指数インデックスETFは、そこそこの続落となりました。
国内REITは厳しい相場が続きますが、そもそも分配金利回りが目当ての資産ですので、多少の値動きがあっても気にしないことにしています。

新興国債券の運用はあくまでも実験的な意味しかありませんが、今週は前週に続きわずかな増加となりました。

今後の運用について

前週の記事では、「大波は乗り越えた」と書きましたが、2022年に入ってからの「忍耐力が問われる相場」は、まだまだこれからが本番といった様相となってきました。
ウクライナ危機は、多くの専門家が「本格的な武力行使にまでは至らない」と見ているようですが、首都キエフまでの侵攻も覚悟しておいた方がよさそうな情勢に見えてしまいます。

ここ数回の記事で繰り返し書いていますが、株価下落中の何とも嫌な気分は、表現しようもない不愉快なものです。
これに耐えないと、資産運用は上手くいかないものだと言い聞かせるしかありません。

さて、日本株は、再び弱い相場展開になってきました。
何より、アメリカや欧州よりも下げ方が大きい辺りが不思議で仕方ありません。
海外投資家から見て、日本株は「上がり目のない割安株」と認識されているのではないか、という心配はずっと続いています。

長い目で見れば、年内のどこかのタイミングで、再び日経平均株価3万円に近付く可能性もあると判断し、ポートフォリオにおいても日本株の比率は現状維持とします。

次に米国株ですが、S&P500はボックス相場となるのか、もう一段の底を見にいくのか、微妙な状況になってきました。
ただ、他に良い運用先があれば別ですが、米国株以外の有望な運用先は今のところ見当たりません。
これ以上増やせないくらいポートフォリオの大部分を米国株に配分していますが、消去法的に現時点で最もマシな運用先と考えていることと、まだもう少し下がっても耐えられるという判断で、米国株配分は維持していきます。

国内REITは、引き続き弱い相場展開となっています。
以前から考えている通り、 国内REIT は株式の分散投資先として魅力的ですし、円で保有できるという安心感もあります
値動きよりも分配金の安定感が投資の狙いですので、価格が上げても下げても分配金が減らなければ問題ありません。長期保有を継続していきます。

日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。
情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。
忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。

以上、第46回の運用実績でした。

(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)