【第34回】2021年11月26日時点の運用実績(「オミクロン株」ショックで急落!)

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運用実績

Mr.老眼です。

この運用実績の公開は、退職金を資産運用しようと考えている方々に、運用の実例として私のポートフォリオをそのまま公開し、その運用実績の経過を共有することで、何らかの参考にしていただけることを目的としております。

あくまでも実験台という気持ちですので、良いときも悪いときも、一週間ごとの推移をありのまま公開します。

長期投資を推奨するMr.老眼が、日々の値動きに狼狽しながらも辛抱強く長期保有を実践していく様をご覧いただければと考えています。

では第34回の運用実績です。

2021年11月26日時点の運用実績となります。

主な指数の状況

まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。

  • 日経平均:28751.62 (前週比▲3.3%)
  • S&P500:4594.62 (前週比▲2.2%)
  • ドル円レート*:1ドル=114.70円(前週比+0.35円)
  • 東証REIT指数:2069.18 (前週比+0.5%)

*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。

運用総額の推移

運用総額は93,816千円となりました。前週からマイナス0.4%の微減となりました。
運用資産が減少するのは、10月1日の週以来、8週ぶりとなります。

今週は日経平均株価が前週から大きく下落しました。

また、S&P500も前週から大きく下落しました。
ドル円レートはわずかに円安方向となりました。

東証REIT指数は小動きながら上昇しました。

運用全体としては、日米の株式相場の悪化に伴い、不調な成績となりました。

資産クラス別状況

まず、ポートフォリオの状況です。

前週からの入れ替えや追加に伴う大きな変動はありませんでした。

次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)

日本株は日経平均インデックス、TOPIXインデックスともに大幅な反落となりました。

今週はあまり材料がなさそうだと思っていたのですが、新型コロナの変異種である「オミクロン株」が南アフリカで見つかったとの一報がニュースとなった翌日の26日、相場全体が急落してしまいました。
またコロナ相場のやり直しとなるのでしょうか。

米国株は主力のS&P500関連のETFがオミクロン・ショックで急落となりました。
前週、「大きな反落は見られません」と書いたのも束の間、まさに大きな反落がきてしまいました。

個別株については、エヌビディアが再び大相場で上昇しました。

欧州株インデックス(VGK)と新興国インデックス(VWO) は、オミクロン・ショックをまともに受けて暴落状態となりました。

東証REIT指数インデックスETFは、今週も小幅な値動きにとどまりました。
前週以降、目立った値動きがありません。
国内REIT相場は引き続き冴えない相場が続きますが、そもそも分配金利回りが目当ての資産ですので、多少の値動きがあっても気にしないことにしています。

新興国債券の運用はあくまでも実験的な意味しかありませんが、今週は大幅な下落となりました。

今後の運用について


今週は週末のオミクロン・ショックにやられてしまいました。

日本株は、岸田内閣の経済対策発表にも特に反応なしという前週から、ずるずると値を下げる展開だったところにオミクロン・ショックの一段安という有様です。
ここからは、オミクロン株への対応が見えてくるまでは、冴えない値動きが続くことを覚悟しておいた方が良さそうです。

当面の日本株の相場の先行きは、「1割程度の下げは覚悟」という見通しとしつつも、長い目で見れば戻りは期待できると判断し、ポートフォリオにおいても日本株の比率は現状維持とします。

次に米国株ですが、オミクロン・ショックで大きな反落となりました。
こちらも オミクロン株への対応が見えてくるまでは不安定な相場が続きそうです。
今後の米国株動向ですが、年内はS&P500はある程度の下げ相場は覚悟しながらも、数カ月我慢すれば戻ると信じています。
これ以上増やせないくらいポートフォリオの大部分を米国株に配分していますが、引き続き有望な運用先と考えていることと、まだここから相当下がっても耐えられるという判断で、米国株配分は維持していきます。

国内REITは、オミクロン・ショックにはあまり反応しませんでした。
コロナが不動産市況に与える影響を考えると、少し違和感がある値動きです。
まあ、下がらなかったので文句はありません。
以前から考えている通り、 国内REIT は株式の分散投資先として魅力的ですし、円で保有できるという安心感もあります
値動きよりも分配金の安定感が投資の狙いですので、価格が上げても下げても分配金が減らなければ問題ありません。長期保有を継続していきます。

日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。
情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。
忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。

以上、第34回の運用実績でした。

(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)