【第61回】2022年6月3日時点の運用実績(日本も米国も、株式相場は底打ちの気配?)

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運用実績

Mr.老眼です。

この運用実績の公開は、退職金を資産運用しようと考えている方々に、運用の実例として私のポートフォリオをそのまま公開し、その運用実績の経過を共有することで、何らかの参考にしていただけることを目的としております。

あくまでも実験台という気持ちですので、良いときも悪いときも、一週間ごとの推移をありのまま公開します。

長期投資を推奨するMr.老眼が、日々の値動きに狼狽しながらも辛抱強く長期保有を実践していく様をご覧いただければと考えています。

では第61回の運用実績です。

2022年6月3日時点の運用実績となります。

主な指数の状況

まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。

  • 日経平均:27761.57 (前週比+3.7%)
  • S&P500:4108.54 (前週比▲1.2%)
  • ドル円レート*:1ドル=129.84円(前週比+3.04円)
  • 東証REIT指数:2004.87 (前週比+0.8%)

*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。

運用総額の推移

運用総額は92,385千円となりました。前週からプラス3.2%と、大幅続伸となりました。

今週は日経平均が久々の大幅続伸となりました。
28000円に近い水準まで急反発してきましたが、果たして本格的な反発のきっかけとなるでしょうか。

一方、S&P500は前週の大反発の反動で下落しましたが、4100ポイントを何とか維持しています。
この水準で当面耐えてくれたら嬉しいのですが。

また、ドル円レートは急激な円安ドル高が進行し、一気に130円近辺まで円が反落しました。
ドル建て資産を保有する身としては、再びのドル高は歓迎です。

東証REIT指数は今週も小幅続伸となりました。
不動産市場は値動きが安定してきたようです。

運用全体としては、米国株式市場の反落はあったものの、ドル高よるドル資産のかさ上げ効果に加え、日本株の大幅続伸もあり、好調な資産運用状況となりました。

資産クラス別状況

まず、ポートフォリオの状況です。

前週からの入れ替えや追加に伴う大きな変動はありませんでした。

次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)

日本株は日経平均インデックス、TOPIXインデックスともに大幅に続伸しました。

海外株は、主力のS&P500インデックスETFがドル高のおかげで続伸しました。

また、個別株は3銘柄が二桁増となるなど、順調に大幅続伸しました。

また、今週は欧州株、新興国株ともに続伸となりました。

東証REIT指数インデックスETFは、小幅続伸となりました。
国内REITは上げ下げの大きい相場が続きますが、そもそも分配金利回りが目当ての資産ですので、多少の値動きがあっても気にしないことにしています。

新興国債券の運用はあくまでも実験的な意味しかありませんが、今週はドル高の影響で続伸となりました。

今後の運用について

2022年に入ってから、「忍耐力が問われる相場」がずっと続いていますが、ようやく少し落ち着いてきました。
気持ち的にも平静を取り戻しつつあります。
昨年の運用成績水準にはまだまだ戻りませんが、憂鬱な気分はずいぶん和らぎました。

さて、日本株は、ようやく反発の兆しが見えてきました。
岸田首相から「資産所得倍増」といった発言が飛び出すなど、政局からの明るいニュースの兆しがあり、日本市場が少しずつ反応し始めたのかもしれません。
これといった好材料がない中での相場の反発は少し怖い部分もありますが、日経平均株価で28000円近辺のボックス相場に移行してくれれば十分かと思います。

本格的な回復相場にはまだまだ遠いとは思いますが、長期保有の有効性を信じ、数年先には再び日経平均株価3万円に近付く可能性もあると判断し、ポートフォリオにおいても日本株の比率は現状維持とします。

次に米国株ですが、少し反落してしまいました。
FRBはハト派に振れたりタカ派に振り戻したり、まるで相場をコントロールするかのようなタイミングでどっちつかずの発言を繰り返しています。
もはやこれ以上の株価水準の上げ下げを望んでいないかのような振る舞いです。
まあ、もう下値を掘ることもなければ急回復もない、と割り切れば、長期的な上昇トレンドを期待して待つだけなので、一安心とも言えます。

これ以上増やせないくらいポートフォリオの大部分を米国株に配分していますが、現時点で最良の運用先と考えていることと、そろそろ反転するだろうという判断で、米国株配分は維持していきます。

国内REITは、値動きがすっかり落ち着いてきました。
以前から考えている通り、 国内REIT は株式の分散投資先として魅力的ですし、円で保有できるという安心感もあります
値動きよりも分配金の安定感が投資の狙いですので、価格が上げても下げても分配金が減らなければ問題ありません。長期保有を継続していきます。

日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。
情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。
忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。

以上、第61回の運用実績でした。

(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)