【第21回】2021年8月27日時点の運用実績

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運用実績

Mr.老眼です。

この運用実績の公開は、退職金を資産運用しようと考えている方々に、運用の実例として私のポートフォリオをそのまま公開し、その運用実績の経過を共有することで、何らかの参考にしていただけることを目的としております。
あくまでも実験台という気持ちですので、良いときも悪いときも、一週間ごとの推移をありのまま公開します。
長期投資を推奨するMr.老眼が、日々の値動きに狼狽しながらも辛抱強く長期保有を実践していく様をご覧いただければと考えています。

では第21回の運用実績です。

2021年8月27日時点の運用実績となります。

主な指数の状況

まずは自分の資産運用に関連の高い主な指数の状況です。

  • 日経平均:27641.14 (前週比+2.3%)
  • S&P500:4509.37 (前週比+1.5%)
  • ドル円レート*:1ドル=110.00円(前週比+0.38円)
  • 東証REIT指数:2174.30 (前週比+2.4%)

*ドル円レートは運用実績確認時点の資産換算レートです。

運用総額の推移

運用総額は85,891千円となりました。前週から+2.6%と大幅に上昇しました。

今週は前週とは一転し、日経平均株価が大幅に反発、S&P500も前週から反発し最高値を更新しました。
ドル円レートも前週から有利な方向に動いたことで、海外株は大幅増となりました。

また、東証REIT指数もここ最近の下落基調から一転し、反発しました。

運用全体としては、全ての銘柄が上昇し、前週の下落を取り返す絶好調の1週間となりました。

資産クラス別状況

まず、ポートフォリオの状況です。

前週からの入れ替えや追加に伴う大きな変動はありませんでした。

次に各資産クラスの明細です。(単位:千円)

日本株は日経平均インデックス、TOPIXインデックスともに大幅な反発となりました。
前週に日経平均株価は年初来安値となりましたが、この数週間は上げ下げの変動幅が大きくなっています。
短期相場は全く読めないものだと改めて実感します。
一旦持ち直してくれたものの、当面はこの株価水準で横ばい、あるいは再び掘り下げることも想定しておいた方が良さそうです。

海外株は、S&P500が反発し最高値を更新。またドル円レートが前週から有利な方向に動いたことで、ポートフォリオの主力VOOが上昇しました。

2番目の「iシェアーズ S&P500米国株ETF(為替ヘッジあり)」は今年のNISA枠として買い進んでいるものです。

個別株では、今週絶好調だったエヌビディアを筆頭に、全ての銘柄がプラスとなりました。
心配していたアマゾンも下げ止まってくれました。

欧州株インデックス(VGK) 、新興国インデックス(VWO) は前週下がり過ぎていたところ、今週は大幅上昇ということで、少し安心しました。

東証REITインデックスは急回復しました。
REIT市況は一進一退の状況が続いていましたが、分配金の権利付最終日の影響で上げたようです。
そもそも分配金利回りが目当ての資産ですので、多少の値動きがあっても気にしないことにしています。

新興国債券の運用はあくまでも実験的な意味しかありませんが、今週はドル円レートの影響で反発しました。

今後の運用について

S&P500は反発し、またもや最高値更新となりました。
多少の下落相場を経験しながらも、まだしばらくはS&P500は強い値動きが続くと見込んでいますし、大きな下落局面が来ても数カ月我慢すれば戻ると信じています。
ただ、これだけ強すぎると、落ち始めると物凄い下落局面となりそうで、我慢できるかどうか心配になります。
これ以上増やせないくらいポートフォリオの大部分を米国株に配分していますが、他に有望な運用先が見当たらないことと、ここから相当下がっても耐えられるという判断で、米国株配分は維持していきます。

米国個別株の4銘柄は相変わらず値動きが激しく、ギャンブル度が増しています。
個別株は勢いよく上がるときの幸福感が何とも言えません。
今週はまさにその幸福感を味わいました。
これがギャンブルの怖さです。
こういう幸福感を喜んでいるようでは、資産運用とは言えません。
分かっていてもやめられませんが、絶対にこれ以上個別株に追加投資することはしません。

次に日本株ですが、上がったものの、相変わらずダメです。
よくよく見ると、日経平均株価は28,000円を終日ベースで超えたのは、8月は2回だけです。
業績改善による利益見通しが上昇し、割安感が出ているという専門家の指摘も多いのですが、28,000円にも届かないままで、トレンドとしては、相変わらず下げ続けているようにも見えます。
政局が不安視されているのでしょうか。
11月中旬くらいまで我慢すれば上昇してくるだろうと淡い期待をしていますが、企業業績には反応してくれないとなると、あまり期待できないのかもしれません。
ポートフォリオとしては1割程度ですので、これ以上減らす必要もないですし、これ以上増やす勇気もありませんので、引き続き保有していきます。

国内REITは下げ基調の中で急反発しました。
週明けは権利落ちになるので、すぐ戻ってしまうでしょう。
以前から考えている通り、この資産クラスは株式の分散投資先として魅力的ですし、円で保有できるという安心感もあります。
値動きよりも分配金の安定感が投資の狙いですので、価格が上げても下げても分配金が減らなければ問題ありません。長期保有を継続していきます。

日々の値動きに一喜一憂しないことを肝に銘じて、値動きを淡々と追い続けることだけに専念します。情報は広く収集しつつ、市場の今後の展開を見る目を養い、短期的な値動きに動じない精神力を身に着けたいと思います。忍耐強く、長期投資を心掛けて実践していきます。

以上、第21回の運用実績でした。

(当ブログは運用銘柄を推奨するものではありません。投資はあくまでも自己責任でお願い致します。)